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新人アナウンサー・橋本由紀をラジオで深掘り!明かされた意外な経歴

10月から、RKBラジオ『田畑竜介 Grooooow Up』のMC(月・火曜)となった、RKB毎日放送の新人・橋本由紀アナウンサーは、大分県の“山奥”の出身。同番組で火曜日のコメンテーターを務める神戸金史解説委員長も、群馬県の山村に生まれた。そんな縁もあって、10月3日の放送では初顔合わせで意気投合。フリートークの中で、橋本アナの意外な経歴が明らかになった。

「家の前でシカがピョンピョン」大分出身

神戸金史解説委員長(以下、神戸):橋本さんは大分市出身?
 

橋本由紀アナウンサー(以下、橋本):、はい、出身は大分市ですが、今実家は由布市にあって、かなり山の中です。
 

神戸:「山の中」というだけで、親近感が湧きますね。
 

橋本:シカがピョンピョン飛んでいました、家の前を。
 

神戸:うちの実家はサルだったね。山に入ったら、クマが爪を削った跡もある。
 

橋本:えー、九州は…。
 

神戸:九州にはいないね。クマが見つかったら大ニュースだ。
 

橋本:サルはいました。大分市にも高崎山というサルがたくさんいる観光地があるので。
 

神戸:そうすると、福岡は初めてなのかな?
 

橋本:はい、初めて住みます。でも、幼い時からよく遊びに来てはいました。
 

神戸:田畑君は、福岡(出身)だものね。
 

田畑竜介アナウンサー(以下、田畑):福岡県しか住んだことがないです。北九州市か福岡市か。
 

神戸:その生き方もいいな。地元でずっと暮らせるって、すごく幸せなことだなと思うんですよ。僕の実家は本当に山の中で、高校に通うのに片道1時間半ぐらいかかったので、独り暮らしをしました。15歳で家を出てしまったんです。それまでは、川が凍るのでスケートしたり。

田畑:川が凍るって、なかなかないですね。
 

神戸:自宅の庭にタヌキが来たり、近くのおじさんが何かを焼いていて「食べるか? キツネだ」って言われたり。福岡に住んでみて、初めは「都会だな」と思ったんです。
 

橋本:そうですよね。
 

神戸:天神あたりを歩いていたら、方言もあまり聞こえないし。でも、「路地を1本入ったらいろいろな人がいるよ」と言われて、人を紹介してもらったことがありました。そうしたら、すごく福岡が好きになってきたんです。この地域の人と会うのはとても面白いですよね。

入社してまだ半年

神戸:入社して半年経ったね。
 

橋本:はい。福岡の街もすごく好きですが、やっぱり人が好きですね。バス停で待っているとおばあちゃんが話しかけてくれたり、私、スーパーの袋に詰めるのが下手なんですが、見かねたおばちゃんが駆け寄ってきて「もう、私がやってあげるよ」って、してくれたり。
 

田畑:どこからそのおばちゃんは! 常におばちゃんがついている(笑)。
 

橋本:話しかけていただいて、すごく楽しいです。
 

田畑:人情に触れるとまた、その土地が好きになりますね。

センバツ高校野球開会式で司会を務めたことも

神戸:RKBのホームページを見たら、「大分市出身」としか出ていなかったので、ウィキペディアで「橋本由紀」と検索してみたら、「選抜高校野球大会 開会式司会(2019年)」と書いてありましたよ。
 

田畑:え!?
 

橋本:はい、させていただきました。高校3年生の時。
 

神戸:「NHK杯全国高校放送コンテスト アナウンス部門優勝(2018年)」とも書いてある。もしかしたら、優勝したから司会になった?
 

橋本:そうですね、毎年それが通例になっていて。
 

田畑:ほー!
 

橋本:優勝した「アナウンス部門」と「朗読部門」の2人で、入場行進と開会式の司会をそれぞれ務めました。
 

田畑:春のセンバツ?
 

橋本:はい。
 

神戸:ウィキペディアはいろいろな人が書き込んで、どんどん修正されていくから、だんだん正しくもなっていくし、わざと嘘を書き込む人もいるし、全部が本当なのかどうかわからないんだけど。でも、これらは両方とも本当なんだね?
 

橋本:本当です。
 

神戸:ラジオ『ほめ×ほめナイト』は(今年)7月2日より担当、とも書いてある。
 

橋本:「ほめ×ほめナイト」のリスナーのことを“ほめナー”さんと言うんですが、『Grooooow Up』にも、たくさんの“ほめナー”さんからメールをいただいていて、本当にうれしいですね。ありがたいです。
 

神戸:ただ、ラジオの出演番組に『田畑竜介Grooooow Up』が出ていない……。
 

田畑:あれ!?
 

神戸:どなたか、書き込んでおいてください。
 

橋本:お願いします(笑)

福岡で「一生付き合える出会いを」

神戸:自分が住んだ地域って、「故郷」みたいなものになるんですね。僕にとっては、新聞社で初めて赴任したときの長崎、特に島原なんです。島原に3年住み込んで、(雲仙普賢岳の)災害報道だけで24~28歳まで暮らしていたので、いまだに訪ねると、新入社員当時の僕を知っている人たちが集まってくれる。初めの頃に出会った人はとても大切。
 

橋本:はい。
 

神戸:いろいろな人と会って、一生付き合える人たちを作っていったらいいと思います。
 

橋本:はい、ぜひ。お2人ともよろしくお願いします。
 

田畑:あ、「初めて出会った人」って僕らのこと?
 

橋本:そう意味じゃなく(笑)
 

田畑:僕らは同僚だから。これからもよろしくお願いしますよ。
 

橋本:よろしくお願いします! 聞いてくださっている皆さんも、お願いいたします。
 

田畑:ということで、新たに今週から加わったばかりの橋本由紀の「公開尋問」でした!

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この記事を書いたひと

神戸金史

報道局解説委員長

1967年、群馬県生まれ。毎日新聞に入社直後、雲仙噴火災害に遭遇。福岡、東京の社会部で勤務した後、2005年にRKBに転職。東京報道部時代に「やまゆり園」障害者殺傷事件を取材してラジオドキュメンタリー『SCRATCH 差別と平成』やテレビ『イントレランスの時代』を制作した。現在、報道局で解説委員長。