柳川から宇宙に挑戦？ 匠の技！久留米の漆器＆新感覚の博多織小物

創立82周年を迎える柳川高校。絶校長先生こと古賀賢（けん）校長先生は今年も絶好調！！
柳川高校を世界的な学校にするべく「グローバル学園構想」「スマート学園構想」「宇宙」をテーマに日々進化中！さらに今回は宇宙に近づくために元NASAのチーフ・エンジニアの方をお招きして特別講演まで！！絶校長先生に今年も注目です！！！！

今回の「発掘！九州　ピカイチマイスター」は、福岡の2アイテムをご紹介！
まずは、「井上らんたい漆器」。明治時代から籃胎漆器の製造を始め、今では数少ない籃胎漆器を手作りで仕上げる工場です。
籃胎(らんたい)とは「竹かごを胎(はら)む(素地とする)」こと。その名の通り、竹で編んだ器に漆をかけ、幾重にも研ぎ出して装飾加工を施し仕上げる職人の手仕事でできる工芸品です。
今回紹介する丸鉢は、籃胎漆器の伝統的な色合い。丈夫で水に強く、大切に使うことで次世代に繋いでいくことのできる商品です。

続いて、ご紹介するのは宇美町にある「森博多織」。
120年以上続く博多織の工房で、帯のほかに博多織をつかった雑貨などの製造も行っています。博多織は絹を使うことが多いのですが、蚕から絹糸をつくり織っていきます。縦糸で柄を出す織物で、糸を重ね叩きつけて編んでいきます。
今回のピカイチアイテムは、博多織の名刺入れとサコッシュ。日常使いする雑貨や小物には専用の糸を開発して丈夫に長く使えるようにしています。
伝統的な献上柄を使用し、帯で博多織を使ったことがない方や、若い方にも博多織の良さを感じられ、普段使いできるものをと考え、洋服にも和服にも似合うデザインになっています。