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“コスメ県” SAGAの挑戦

いま、佐賀県は「佐賀コスメティック構想」と銘打ち、コスメに強い県として全国に発信を続けています。

コスメビジネスの中核となるのが「唐津コスメパーク」。商品開発・検品・説明書の翻訳・製作・印刷・梱包・発送までを1つの場所で行える世界でも珍しい画期的な施設です。

 

このしくみはフランスのコスメティックバレーを参考にし、JCCジャパンコスメティックセンター(産学官連携組織)によって作られました。こうした仕組みのほかにも、佐賀大学と民間企業が連携して商品開発を行ったり、起業への助成金を強化するなど佐賀県あげてのビッグプロジェクトとなっています。


佐賀発のコスメにも力を入れています。例えば注目は「加唐島の椿オイルを使ったコスメ」。眠っていた加唐島の産物の活用、高齢者の雇用促進、島の活性化を叶えるべく一人の女性が立ち上げたブランドです。今はまだ国内販売ですが、今後世界展開も期待されています。


佐賀県は韓国や中国に近く地理的優位があり、豊かな自然環境と農業技術による豊富な原料素材があります。そして「唐津コスメパーク」の存在。世界を視野に動き出した「コスメ県SAGA」の挑戦に迫ります!

・佐賀県 コスメティック構想 

HP:https://sy.pref.saga.lg.jp/sagan-beauty/


・バーズ・プランニングTBK(加唐島椿オイルのコスメ) 

HP:https://birds-planning.com/tbk/


・大石膏盛堂 SATTA 

HP:https://skinest-oh.com/pages/satta_lp

取材後記

近くに住んでいながら、佐賀県がここまでコスメに力を入れているとは!取材をすすめる度に驚きの連続でした。佐賀生まれのコスメは自然由来でどれも使ってみたいものばかり。今回のロケクルーは全員女性だったこともあり、毎回気になる佐賀コスメをお買い上げ。取材の終盤には、みんなお肌にハリが出てきたような…⁉気がしています。(あくまでも個人の感想です)


「唐津コスメパーク」の仕組みにも衝撃を受けました。発案者の山﨑社長は「いずれは、フランスの有名ブランドの化粧品を佐賀の工場で県産素材を使って作り、アジア各国に輸出したい」とおっしゃっていました。夢のような話ですが、近い将来本当に実現するかもしれません。

 

収録後に山﨑さんが笑顔で一言。「成功するかなんてわからない。チャンスをしっかり掴んで挑戦しないと人生おもしろくないよね」と。
佐賀県のコスメ事情、これからもますます面白くなりそうです!

 

(RKB毎日放送 吉賀亜希子)

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