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直後から“泥出し”のボランティア団体が40人のサンタクロースになって被災地を訪問

今年7月の豪雨で大きな被害を受けた福岡県久留米市で、子供たちに心温まるプレゼントが届けられました。


◆被災直後から泥のかき出し
福岡県を拠点に活動する災害ボランティア団体「日本九援隊」の理事長・肥後孝さんです。仕分けているのは、今年7月の豪雨で大きな被害を受けた久留米市田主丸町の子供たちへのクリスマスプレゼント。約800人分のプレゼントは、全国から寄付されたお菓子やおもちゃなどです。「日本九援隊」は、被災直後から現地で泥のかき出しなどを行ってきました。これまでに1200人以上のボランティアを集め、いまも毎週復旧活動を続けています。

肥後理事長「被災地は全体的に落ち込んで暗い雰囲気の中にあっているんですね。そんな中で少しでもまた元気になって頂いて、笑顔になって頂けるように願いを込めて」


◆1人でも「助けて」いれば頑張る
クリスマスイブの24日、約40人のサンタクロースが集まりました。小学校では、子供たちが待っていました。プレゼントを手渡されると笑顔が溢れました。

子供たち「うれしかったです。ルービックキューブを頑張ってそろえます」

このあと、それぞれの家にもプレゼントが届けられました。

肥後理事長「ああやって大勢来てくれて喜んで頂いたのでやってよかったなと思います。いつまで続くかわからないけれども、1人でも私たちに『助けて』っていう方がいらっしゃらなくなるまで頑張っていきます

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