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生徒から「箸がとまらない」の声も…市長選の争点にもなった“給食騒動”中学校で全員制の「完全給食」が始まる

かつて市長選挙の争点にもなった福岡県太宰府市の中学校の給食に動きがありました。主食とおかずが提供される全員制の完全給食が10日から始まりました。

初日は想定よりも15分遅れた

 

太宰府中学校では10日正午ごろ、学校の配膳室に届いた給食を生徒が教室に運んで、器に盛り付けました。

 


スープ担当の生徒「ちょっと緊張します」
RKB大北瑞季「初日の今日は、想定より調理に時間がかかり、15分遅れてのスタートになりました」

弁当→給食、生徒から「箸がとまらない」の声も

 

これまで、太宰府市の公立中学校の給食は牛乳のみで、生徒は弁当などを持参していました。10日からは、ご飯やおかずの揃った全員制の完全給食が導入されました。

 

 

男子生徒「箸がとまらないです(唐揚げ最後に残している?)おいしいからとっておこうと思って」

 

 

太宰府市では給食導入の是非が長年議論され、市長選挙の争点にもなっていました。学校を訪れた楠田大蔵市長は「完全給食は一番高く優先順位を置いていた」「始められて感無量」と話していました。

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この記事を書いたひと

大北瑞季

1994年生まれ 愛知県出身 主に福岡・佐賀での裁判についてのニュース記事を担当。 プライベートでは1児の母であり、出産や育児の話題についても精力的に取材を行う。