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唐揚げかハンバーグか生姜焼きか…小学校“最後の給食”を委ねられた6年生が「選挙戦」へ突入

自民党派閥の裏金問題で政治不信が高まる中、小学校で「一票の重み」を学ぶ模擬選挙が行われました。選挙で決まるのは、小学校最後の給食のメニュー。小学校時代を締めくくり記憶に残る最後の“味”は、唐揚げなのか、ハンバーグなのか、生姜焼きなのか―。6年生が思い出をかけて選挙戦に突入しました。

6年生の全員が“投票権”立候補したのは唐揚げなど3候補


演説より:
「必ずや皆さまに元気と健康、そして何よりもおいしさをお届けすることをお約束いたします」「トリノ、トリノ、トリノ、トリノからあげでございます」

福岡県那珂川市の安徳北小学校で行われた「給食推し選挙」。小学校最後の給食のメニューが決まる選挙で、投票権をもつ6年生が立候補者の演説に耳を傾けました。

演説より:
「私はぎゅうのハンバーグです。ソースと牛肉が絡み合い、口の中でハーモニーを奏でます」

選挙に立候補したのは、おいしー!ジューシー!「ぎゅうのハンバーグ」候補。日本の味「ブタノしょうがやき」候補。スタミナ自慢!「トリノからあげ」候補の3人です。

身近なテーマで一票を投じることで「重み」を実感する


RKB原口佳歩「会場には実際の選挙でも使われる記載台、そして投票箱も置かれていて本番さながらの雰囲気です。どの候補が選ばれるのでしょうか」

この模擬選挙は、小学校最後の給食という身近で重要なテーマについて一票を投じることにより、その重みを感じてもらおうと、那珂川市の選挙管理委員会が企画したものです。選挙公報に目を通し、自分の意思を固めた子供たちは、投票用紙を受け取り、記載台で候補者の名前を記入。票を投じました。

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