職員に対するパワハラ、セクハラが問題となっている福岡県宮若市の市長。15日開かれた市議会・百条委員会での質問と発言は以下のとおり。
Qあなたは子供がいないから、親の気持ちがわからんと発言をされたことは事実ですか?
塩川秀敏市長
多分これは昨年の7月に、小学校の生徒さんが、3名亡くなったときに、私が、市民の皆様にメッセージを発送する文書に、「痛恨の極みです」ということを書いたら、担当の職員の方が、「それは少しきつすぎます」と言われて、職員の言われる通り訂正したわけですが、そのときに、「子供を亡くした親の気持ちというのは、子供を育てて小学校6年まで育てた人しか、本当の気持ちはわからんよね」と、こういう発言をした記憶はございます。以上です。
Q「女性は子供を3人産んで一人前。人の手は2本、2人の子供の手を繋いで手を繋げない3人目を育て上げて本当の親になる」と、複数回発言をされたことがありますか。事実ですか。
塩川秀敏市長
制作推進会議のコロナの支援策として、保育所無償化等子育て支援の話をしている時に、男性ばかりでした。そのときに「子育ての大変さというのは、3人子供を育てないと、本当の大変さはわからんとよ、ということを私は聞いている」と。「3人目からが本当の子育ての大変さはわかるよ」という旨のことは発言しました。
Q女性蔑視的な発言。「女性は駄目なんだ、これだから女性は」「きょうは化粧をしていないのか」「制作部署に女性はいらない」の発言は事実ですか。
塩川秀敏市長
昨年の1月から今年の10月までの私の発言ですので、いつ、どういう場所でどういう発言をしたかということは、私はよく記憶をしておりませんが、「女性は駄目なんだ。だから女性は」と言うことはないと思います。
「化粧していないのか」という発言につきましては、顔を見て、私は言うことがあると、自分で認識しています。
「政策部署に女性はいらない」いう発言につきましては、思っていません。今年4月の人事は、女性課長と女性補佐を作らせていただきました。女性の意見は非常に大事にしています。
Q「僕は365日24時間働いている。お前たちも寝る間がないと死ぬ気で働け」との発言を幾度も繰り返しているとありますが、事実ですか。
塩川秀敏市長
「僕は365日24時間働いている」というのは、自分でそういうふうに私の勤務時間は、1年間で休みがなく働くもんだということで認識しているので、これは繰り返してるということはあると思います。「お前たちも寝る時間…」これは、おそらく課長さんに言ったのではないかと思います。そういうつもりで仕事をすることが大事だぞ、という意味で言いました。この言葉は非常にきついなと思っています。
Qしばしば時間外に初級職員を呼び出したり、急な案件ではないのに、残業をさせているのは事実ですか。
塩川秀敏市長
時間外に職場職員を呼び出したことはあります。人事の件とか、何回かあると思います、しばしばではないと思います。そして、急な案件ではないのに残業させて、というのは、職員に残業させるというような意識は私はございません。
Q市長から次の会議までの宿題を出された時に、「まさか勤務時間中や残業中にやっていないだろうな、こんなことは家で自分の時間の中でやるんだ」と、業務中や時間外でやることを禁じられた、とありますが、事実ですか。また「自分が帰るまで帰ることはならん。それが普通」この発言は事実ですか。さらに、自宅でサービス残業は当たり前と強要していましたか。
塩川秀敏市長
私が課長さんたち特定の課長さんっていうのは、「ひらめきというのは、政策が開けるというのが勤務時間中や残業時間中ではなくて、寝てる間にぽっとひらめいたりするから、ノートとかを置いてすぐメモをしていくようなことは必要ですよ」ということは何回も言ってきております。ですから、そういうことの意味じゃないかなと思っています。「自分が帰るまで帰るな、サービス残業当たり前」は、こんなことは毛頭思っておりません。
Q忌引で3日休んだ職員に対し、「忙しい時期に、休暇とは何ごとか。3日間何をしていたのか」と言ったことは事実ですか。
塩川秀敏市長
はい、これは僕は謝らなければいけません。この職員が喪主になっていたということは知りませんでした。ばあちゃんが亡くなったということでしたので、ちょうどこの職員が重要な役割を持っておりましたから、「3日も休んで何事か」という発言はしたんじゃないかと思います。喪主ということが分かっていたら発言していないので申し訳なく思っています。
Q「職員のことを信用していない。職員は敵だ。課長は全員敵だ。市長と職員は、先生と生徒」との発言は事実ですか。事実であれば、なぜそのような発言に至ったのですか。
塩川秀敏市長
これはおそらく初期の時ではないかと思います。昨年3月に市長になって、非常に四面楚歌の厳しい状況でした。課長さんは挨拶してくれないし、職員も情報提供してくれない、そういう中で、気持ちの中では、そういうふうに思っていたと思いますので、そういう発言はどこかでした可能性はあると思います。「市町と職員は先生と生徒」は、言ったかどうかちょっとわかりません。記憶にありません。
Q国からの補助金採択が決まった際、担当課の女性職員に対し、業務上必要のない身体接触、抱きついた等された状況の説明を求めます。どういう考え方で行われたのか。
塩川秀敏市長
これは、この女性職員が、国からの補助金もらうために一生懸命書類をつくっていました。1回目は駄目でした。2回目に国の方から補助金採択の連絡がありましたので、すぐ担当課の方に行って課長と握手して「よう頑張ったね」握手して、すぐ隣におりましたので、その女性と握手して「よう頑張った」と言って体を触ったことは事実ですが、性的な要求やそういう関係を求めて触ったのではありません。
Q市長は、記者会見の席でパワハラ行為を認める発言がありました。これは事実ですか。職員はですね、安心で良好な職場環境で働く権利があります。それを害する行為というのは、私は駄目だというふうに思っておりまして、職員がそういうふうに感じているならば、私は素直に謝るということで、こういう発言しました。
Qパワハラ行為は認めるということでよろしいでしょうか。
塩川秀敏市長
はい。
Qあなたは子供がいないから、親の気持ちがわからんと発言をされたことは事実ですか?
塩川秀敏市長
多分これは昨年の7月に、小学校の生徒さんが、3名亡くなったときに、私が、市民の皆様にメッセージを発送する文書に、「痛恨の極みです」ということを書いたら、担当の職員の方が、「それは少しきつすぎます」と言われて、職員の言われる通り訂正したわけですが、そのときに、「子供を亡くした親の気持ちというのは、子供を育てて小学校6年まで育てた人しか、本当の気持ちはわからんよね」と、こういう発言をした記憶はございます。以上です。
Q「女性は子供を3人産んで一人前。人の手は2本、2人の子供の手を繋いで手を繋げない3人目を育て上げて本当の親になる」と、複数回発言をされたことがありますか。事実ですか。
塩川秀敏市長
制作推進会議のコロナの支援策として、保育所無償化等子育て支援の話をしている時に、男性ばかりでした。そのときに「子育ての大変さというのは、3人子供を育てないと、本当の大変さはわからんとよ、ということを私は聞いている」と。「3人目からが本当の子育ての大変さはわかるよ」という旨のことは発言しました。
Q女性蔑視的な発言。「女性は駄目なんだ、これだから女性は」「きょうは化粧をしていないのか」「制作部署に女性はいらない」の発言は事実ですか。
塩川秀敏市長
昨年の1月から今年の10月までの私の発言ですので、いつ、どういう場所でどういう発言をしたかということは、私はよく記憶をしておりませんが、「女性は駄目なんだ。だから女性は」と言うことはないと思います。
「化粧していないのか」という発言につきましては、顔を見て、私は言うことがあると、自分で認識しています。
「政策部署に女性はいらない」いう発言につきましては、思っていません。今年4月の人事は、女性課長と女性補佐を作らせていただきました。女性の意見は非常に大事にしています。
Q「僕は365日24時間働いている。お前たちも寝る間がないと死ぬ気で働け」との発言を幾度も繰り返しているとありますが、事実ですか。
塩川秀敏市長
「僕は365日24時間働いている」というのは、自分でそういうふうに私の勤務時間は、1年間で休みがなく働くもんだということで認識しているので、これは繰り返してるということはあると思います。「お前たちも寝る時間…」これは、おそらく課長さんに言ったのではないかと思います。そういうつもりで仕事をすることが大事だぞ、という意味で言いました。この言葉は非常にきついなと思っています。
Qしばしば時間外に初級職員を呼び出したり、急な案件ではないのに、残業をさせているのは事実ですか。
塩川秀敏市長
時間外に職場職員を呼び出したことはあります。人事の件とか、何回かあると思います、しばしばではないと思います。そして、急な案件ではないのに残業させて、というのは、職員に残業させるというような意識は私はございません。
Q市長から次の会議までの宿題を出された時に、「まさか勤務時間中や残業中にやっていないだろうな、こんなことは家で自分の時間の中でやるんだ」と、業務中や時間外でやることを禁じられた、とありますが、事実ですか。また「自分が帰るまで帰ることはならん。それが普通」この発言は事実ですか。さらに、自宅でサービス残業は当たり前と強要していましたか。
塩川秀敏市長
私が課長さんたち特定の課長さんっていうのは、「ひらめきというのは、政策が開けるというのが勤務時間中や残業時間中ではなくて、寝てる間にぽっとひらめいたりするから、ノートとかを置いてすぐメモをしていくようなことは必要ですよ」ということは何回も言ってきております。ですから、そういうことの意味じゃないかなと思っています。「自分が帰るまで帰るな、サービス残業当たり前」は、こんなことは毛頭思っておりません。
Q忌引で3日休んだ職員に対し、「忙しい時期に、休暇とは何ごとか。3日間何をしていたのか」と言ったことは事実ですか。
塩川秀敏市長
はい、これは僕は謝らなければいけません。この職員が喪主になっていたということは知りませんでした。ばあちゃんが亡くなったということでしたので、ちょうどこの職員が重要な役割を持っておりましたから、「3日も休んで何事か」という発言はしたんじゃないかと思います。喪主ということが分かっていたら発言していないので申し訳なく思っています。
Q「職員のことを信用していない。職員は敵だ。課長は全員敵だ。市長と職員は、先生と生徒」との発言は事実ですか。事実であれば、なぜそのような発言に至ったのですか。
塩川秀敏市長
これはおそらく初期の時ではないかと思います。昨年3月に市長になって、非常に四面楚歌の厳しい状況でした。課長さんは挨拶してくれないし、職員も情報提供してくれない、そういう中で、気持ちの中では、そういうふうに思っていたと思いますので、そういう発言はどこかでした可能性はあると思います。「市町と職員は先生と生徒」は、言ったかどうかちょっとわかりません。記憶にありません。
Q国からの補助金採択が決まった際、担当課の女性職員に対し、業務上必要のない身体接触、抱きついた等された状況の説明を求めます。どういう考え方で行われたのか。
塩川秀敏市長
これは、この女性職員が、国からの補助金もらうために一生懸命書類をつくっていました。1回目は駄目でした。2回目に国の方から補助金採択の連絡がありましたので、すぐ担当課の方に行って課長と握手して「よう頑張ったね」握手して、すぐ隣におりましたので、その女性と握手して「よう頑張った」と言って体を触ったことは事実ですが、性的な要求やそういう関係を求めて触ったのではありません。
Q市長は、記者会見の席でパワハラ行為を認める発言がありました。これは事実ですか。職員はですね、安心で良好な職場環境で働く権利があります。それを害する行為というのは、私は駄目だというふうに思っておりまして、職員がそういうふうに感じているならば、私は素直に謝るということで、こういう発言しました。
Qパワハラ行為は認めるということでよろしいでしょうか。
塩川秀敏市長
はい。
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