調査では3年連続で“10.6歳”…子供のスマホはいつから?~ルールは押し付けるのではなく親子で一緒に考えることが大切
春休みに子供のスマーフォンの購入を考えている人も多いのではないでしょうか。最近では、連絡手段として小学生に持たせる家庭も増えています。いつから持たせるべきなのか?注意点を含めて調べました。
目次
いつから子供にスマートフォンを?調査では3年連続で「10.6歳」
福岡市西区の商業施設で親子にスマートフォンの所有状況について質問しました。
5年生の女の子「10歳から持ってる」
Q何年生から持ってます?
3年生女の子「1年生から」
6年生の男の子の父「いや、持たせてないです」
1年生の女の子「キッズケータイならもってるよ」
小学校低学年からスマートフォンを持っている人も少なくないようです。NTTドコモ系列のモバイル社会研究所が、去年11月に600人を対象に行った調査によると、スマートフォンの所有率は小学5年生で4割を超え、中学生になると約8割にのぼります。一方、子供にスマートフォンを持たせた年齢の平均は、3年連続で「10.6歳」で、ほぼ下げ止まったとみられています。
子供のスマートフォン、なぜ必要?
5年生の女の子の母「一人で留守番するようになったので、連絡用にですかね」
4年生男の子の父「習い事とかの連絡に」
モバイル社会研究所の調査ではスマートフォンを子供に持たせる目的は、「緊急時の連絡用」がもっとも多く、次いで「子供からほしいと言われた」、または「友達が持ち始めた」、「塾や習い事の際の連絡のため」といった理由が挙がりました。「スマホデビュー」で多いのは小学校から中学校に進学するタイミングです。
RKB毎日放送 町田有平「大野城市の携帯電話ショップです。いま、まさに親子連れがスマホを契約しているようです」
こちらの親子は、娘の小学校卒業を機に契約に訪れていました。
父「ちょっと早いかなっていうのもあるのはあるんですけど。部活動にしても聞いた話では、連絡網がもう今、LINEになっていて。やっぱりどうしても必要だとなってしまってて」
子供にとっては「必需品」となりつつありますが、親としてはやはり、使いすぎが心配です。
3年生の女の子の母「ゲームを長時間しちゃうこととか」
6年生の女の子の母「ずっとYouTubeだったり、TikTokだったりをずっとひたすら見てるので…」
Qお父さんお母さんと使う時間とか約束してる?
小学4年生の女の子「約束してるけど守れてないです」
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