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舞う、踊る! 伝統つなぐ鬼となれ

豊前市を代表する伝統芸能「豊前神楽」。国の重要無形民俗文化財に指定され、現在は6つの神楽講(保存会)によって伝承されている。しかし、その後継者は年々減少。次世代に伝統を繋ぎたいと豊前神楽の新たな可能性を追求した神楽集団「若楽」。結成当初から活動する内丸典久さん(40)。

 

ジャズや和太鼓とコラボし、地元の祭りや、舞台を中心に活動を続け20年目を迎えた。内丸さんは、地元公民館で「子ども神楽」の指導も務め、現在約30人の子供たちの育成に励んでいる。内丸さんの2人の息子もそのメンバー、時間があれば、鬼面をかぶり「神楽ごっこ」と舞うほどの神楽好き。

 

内丸さんにとって2人の息子は伝統をつなぐ希望の光だという。その若楽に海外から熱いラブコールが!SNSにUPした、若楽が舞い踊る動画をみた韓国の芸術団体から、ぜひ韓国で披露してほしいとオファーが!2日間の韓国公演、地元の伝統芸能とコラボしたステージに挑む!

 

「伝統を継承するということは、古い形を受け継ぐだけではなく、時代のニーズにあった新しいものを取り入れていくこと」と語る内丸さん。伝統の継承に日々奮闘する、熱い思いを追った。

 

(RKB毎日放送/谷口 あゆみ)

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