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私、炭焼き職人になります

日本三大備長炭の1つ日向備長炭。江戸時代から木炭の産地の宮崎県美郷町は今も日向備長炭の主要な産地となっている。おととし、兵庫県出身でそれまで東京で働いていた松岡理妃さん(26)が炭焼き職人を目指し移住してきた。

 

美郷町の炭焼き職人は後継者が減りその技術の伝承が課題。町と職人たちが連携して後継者を育てようと地域おこし協力隊として募集し採用された最初の研修生が松岡さんだ。「山と炎にかかわる仕事がしたい」とやってきた松岡さん。

 

職人たちの指導を受けながら炭焼きに必要な山仕事から学び、チェーンソーを使い山から材料のアラカシを搬出したり切りそろえて窯に並べたり、女性でもできる炭焼きを目指し奮闘する日々。

 

そんな中、研修2年目を迎えた今年、初めて1人での炭焼きに挑戦することに。その先には研修を2年で終え、独り立ちすることを見据えている。周りに支えられながら、自分なりの炭焼きを模索して挑戦する姿を追った。

 

(制作:MRT宮崎放送/新屋敷 さつき)

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