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「Toitoi歯ッピー歯科診療所」第3回

Toitoi歯ッピー歯科診療所 第3回
テーマ「災害時の口腔ケアについて」

この日は令和8年熊本地震からもうすぐ3ヶ月ということもあり、災害時の口腔ケアについて教えていただきました。
担当は福岡県歯科医師会 地域保健部の花田先生
災害時に考えられるお口のトラブルから、ケアの方法・防災グッズの中に何が必要かまで教えてくださいましたよ。
 

 

災害時はどうしても命・生活が優先になるのでお口の健康は・・・と思いますが、
実はお口のケアは「歯をキレイにする」だけではなく全身の健康・命を守ることに繋がるんです。

避難所では普段と違う環境で、食事もおにぎりやパン・カップ麺という糖質が多いものが中心になります。
そして歯磨きが十分にできなくなると、お口の中に最近が増えやすくなってします。
そうなると高齢者の「肺炎」
食事中にむせることでお口の中の細菌などと一緒に気管に入り込むことで「誤嚥性肺炎」を起こすことがあります。
このコーナーでは何度もこの危険性は伝えていますね。
さらに災害時には普段よりも口腔衛生が悪化しやすく、高齢者は体力や免疫力が低下することも考えられます。
「災害時のお口のケア=虫歯予防だけでなく全身の健康を守る鍵」
覚えておかなきゃですね!!

ここからは災害時の歯磨きについてです。

●歯ブラシはあるけど歯磨き粉がない時
とにかく歯ブラシで丁寧に歯を磨く!そして水やお茶でしっかりブクブクうがいをする。

●歯ブラシがない時
少し濡らしたハンカチやタオルを指に巻いて歯の表面をこする
※注意※歯ぐきを傷つけないよう強くこすりすぎないようにしてくださいね。
さらに、ハンカチやタオルがない場合で水やお茶があるなら食事の後に口のん中で
ブクブクうがいを20秒2回しましょう。

●水がない時
少量の水でも歯磨きは出来ます。
一例をご紹介
①ペットボトルのキャップ1~2杯程度の少量の水で歯ブラシを濡らし、歯を磨きます。
②口の中に溜まった汚れを吐き出します。
③少量の水で口をすすぎます。
★POINT★
たくさんの水がないから歯磨きができないのではなく「少ない水で工夫してケアする」

●歯ブラシも水もない時
最悪の状況です。。。まずできる事は、【唾液の量を増やすこと】
唾液にはお口の中を洗い流す動きと抗菌作用があります。
耳の下の耳下腺(こめかみ辺り)のように顎の下やベロの下にも唾液を作るところがあるので、そこをマッサージしたりアゴの舌を親指で押し上げる
ことで唾液腺を刺激し唾液の量を増やすことができますよ。

最後に、防災セットに入れておく4つの物です。
1.やっぱり歯ブラシ
2.歯磨き剤・・・ではなく、洗口液(マウスウォッシュ)
デンタルリンスと言ったりもします。
歯磨き剤の代わりにもなり、歯ブラシがなくても食後にマウスウォッシュでうがいをするだけでも全く違います。
3.歯磨き剤
4.デンタルフロスや歯間ブラシ
ない場合はミシン糸などで代用可能!
※注意※ただし、歯ぐきを傷つけることがあるのでご注意を!

<入れ歯を使用している人>
・入れ歯ケース
・入れ歯用ブラシ
・入れ歯洗浄剤
ない場合は石鹸や台所用洗剤で洗っても大丈夫!
★POINT★
水が使えない場合があるのでそんな時はマウスウォッシュを垂らして拭き上げるだけでも気持ちよく使えます。

今日もタメになるお口情報が沢山!!
改めて防災グッズに歯ブラシなどのお口ケアセットがあるかをチェックしておきましょう~!!!
花田先生ありがとうございました♪♪
 

 

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