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福岡のウクライナ人はどう受け止めた~プーチン大統領の演説

ロシアのプーチン大統領は9日、「対ドイツ戦勝記念日」の式典で行った演説で、ウクライナへの侵攻について「正当性」を訴えました。福岡に住むウクライナ人は、どういう思いで演説を聞いていたのでしょうか。

ウクライナの東部ドネツク州出身で、福岡市に住む平山アンナさんです。

●平山アンナさん「プーチンさんの話聞いて、特に何も発表されていないし、戦争の終わりは見えてこない」

9日、第二次世界大戦での「対ドイツ戦勝記念日」を迎えたロシアの首都・モスクワ。演説を行ったプーチン大統領は、ウクライナへの侵攻について正当性を訴えました。

●ロシア プーチン大統領「脅威は日に日に増していました。ロシアは侵略に対して先制的な攻撃をしました。それはやむを得ない、唯一正しい判断でした」

パレードや演説をニュースで見たという平山さんは、怒りと不信感を露わにしました。

●平山アンナさん「なぜかマリウポリにもハリコフにも入ってきたから、誰も助けてとか来てくださいとかお願いしてなかったのに、私は全然納得できません、なぜ来た、誰を守りに来た、街が完全になくなりました」

ウクライナの国防省によりますと、南東部マリウポリの製鉄所をロシア軍が封鎖し、大砲や戦車などによる「突撃が続いている」ということです。

●平山アンナさん「ロシアにとっては良いタイミングですよね、自分の強さ世界に見せたいから。ウクライナだけの力では、確実にロシアに負けると思うから、いろんな国から助けてもらってウクライナという国を残したいですよね」

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