PageTopButton

「天神ビッグバン」工事現場にアート 様変わりする福岡市中心部 街の魅力を演出

都心部の再開発事業=天神ビッグバンが進む福岡市の天神地区で、工事中も見て楽しんでもらおうというアート作品がお目見えしました。
作品が登場したのは、福岡市天神1丁目の「福ビル街区」の工事現場です。
かつてあった「福ビル」「天神コア」「天神ビブレ」を取り壊し、地上19階・地下4階の複合商業施設を建設中です。
RKB本田奈也花
「現在、天神ビッグバンの工事が進められています。建設中ということで、白い囲いしてあるんですが、みなさんに楽しんでもらおうと、アーティストの方が絵を描いています」



高さ約2.7メートルの仮囲いを白いキャンバスに見立てて、絵を描いているのは、神奈川県出身のアーティスト、Keeenue(キーニュ)さんです。

作品のタイトルは、「FIND THE DOOR」。
多種多様な人々が行き交う天神で、新しいチャレンジにつながる「扉」を見つけてほしい、という思いを込めています。


Keeenueさん
「新しい扉、隠された扉を見つけるようなイメージで。福岡にいろいろなコミュニティー

の人とかカルチャーがギュッと詰まったイメージがあって、まだ見たこともないものを見つけられたらなと思って」

アートの制作を企画したのは、「歩いて楽しいまち天神」を目指して活動する「WeLove天神協議会」です。

WeLove天神協議会 荒牧正道事務局長
「質の高いアートを皆様にお楽しみいただけるのではないかと思っておりますし、将来の天神への期待感の醸成となればいいかなと思っています」
作品のできばえに、街の人たちは……。


「殺伐とした感じよりも、アートな感じの方が歩いていてウキウキするので、好きですね」
「こういうパブリックアートみたいな、興味がない人の目にもとまったりするところがすごくいいと思います」
このアート作品を見ることができるのは、これから1年間。
2024年度に新しいビルが完成するまでの間に、別のアーティストの作品を制作することも検討しているということです。

この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう