ウクライナから避難の学生ら対象に防犯教室～性犯罪など「身の守り方」　福岡

性犯罪に対する警戒や予防を心がけてもらおうと、ウクライナの学生らを対象とした防犯教室が開かれました。

防犯教室は、福岡県太宰府市にある日本経済大学で開かれ、ウクライナから避難してきた学生やアジアからの留学生など、６５人が参加しました。
これから夏場にかけて性犯罪などが増える傾向にあることから、防犯に対する意識を高めてもらおうと筑紫野警察署が実施、不審者に遭遇した際の行動など、実演を交えながら通訳を介して分かりやすく説明しました。

警察官「知らない人の車には乗らないようにしてください」「危険な目にあったら、すぐ
近くの人に知らせてください」

警察は、日本語が分からなくても助けが伝えられるよう、ウクライナ語とイラストが書かれたヘルプカードを用意し、参加者に配布しました。ウクライナの学生は「日本は安全だと思っていますが、改めて気をつけたい」と話していました。