PageTopButton

九州電力 千葉のLNG火力発電計画から撤退~燃料費の高騰などで 福岡

九州電力は、千葉県で進めていたLNG=液化天然ガスを使った火力発電所の開発事業から撤退すると発表しました。

九州電力が撤退を決めたのは、千葉県袖ケ浦市で検討を進めていたLNG火力発電所の開発事業です。九州電力は、2019年に東京ガスと共に事業会社を設立、営業エリアの外に設ける初めての火力発電所として、最大出力200万キロワットの発電所を建設する計画を進めていました。

撤退の理由について九州電力は、ロシアのウクライナ侵攻に伴う燃料費の高騰や、LNG調達の長期的な見通しが立たないことなど、「プロジェクトを取り巻く情勢を総合的に判断した」と説明しています。
一方、北九州市若松区で西部ガスと共同で事業化を検討しているLNG火力発電所については、継続する方針です。

この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう