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行橋市と苅田町は延期「小中学校のプール開き」~油木ダムの貯水率低下で 福岡

福岡県内ではプール授業を再開する動きが広がっていますが、一方で気になるのがダムの貯水率です。行橋市と苅田町では、油木ダムの貯水率が低下していることから、小中学校のプール開きが延期されています。

17日午前9時時点の油木ダムの貯水率は14.5%で、依然として低い状況が続いています。油木ダムは、行橋市や苅田町の給水の約8割を担っています。水不足が懸念されることから行橋市と苅田町は、小中学校のプール開きを当面、延期する方針です。
また、水不足への対策として、家庭などへの供給量を10%減らす「減圧給水」を続けていて、引き続き節水への協力を呼びかけています。

一方、県内にある21の主要なダムの平均貯水率は、17日時点で60%となっています。油木ダムのほかに、五ケ山ダムと小石原川ダムが50%を下回っていますが、県の担当者は「今のところ生活への影響はない」と話しています。

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