九州初の電子顕微鏡が九州大学に“原子レベル”でタンパク質を分析

九州大学はがんや感染症などの治療に向けた創薬の研究を加速させるため、九州初となる電子顕微鏡を備えた施設を開設しました。

福岡市東区の九州大学病院キャンパス内に開設されたのは「グリーンファルマ構造解析センター」です。

この施設は既存の承認薬の適応拡大や、環境に優しい薬の合成を加速させるために作られたもので「クライオ電子顕微鏡」と呼ばれる日本にわずか20台程度しかない最新の顕微鏡が九州で初めて導入されました。

この顕微鏡によってタンパク質の構造解析が原子レベルで迅速に行うことができ、新たな創薬の領域が大きく広がっていくことが期待されています。

九州大学大学院薬学研究院・大戸茂弘研究院長「標的となるタンパクの構造あるいは化合物の接点を発見していくことが、迅速な効率のいい創薬につながっていくと思います」

九大の新しい研究施設は来月から稼働する予定で、製薬会社や他の大学も利用できるということです。

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