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夜の急患センターにPCR検査求め“車列”3連休の“福岡の街”

3連休の最終日となった18日、福岡空港国内線の出発ロビーでは、大きな荷物を持った人の姿が見られました。

RKB小松久里子「福岡空港国内線の出発ロビーです。関東や関西へ向かう人でとても混雑しています」
利用客(アメリカから)「90歳のおばあちゃんに3年ぶりに会え、ひ孫を会わせられたのでよかった」 利用客(名古屋から)「フェスに参加しました。声を出せないんですよフェスでも」 利用客(神奈川から)「親戚の友達と遊んだりしたかな、バーベキューしたりしたね」
福岡空港近くのレンタカー店です。連休最終日も返却だけでなく、朝から日帰りで借りにくる人が続々と訪れました。
親子「志賀島に。島まで不便なので車で行こうかなと」「楽しみ!」
この店は180台の車を管理していますが3連休はほとんどが予約で埋まりました。
ニコニコレンタカー福岡空港店・杉村正和店長「感染拡大で10件ぐらいキャンセルされた方もいました。一方で新たに予約をされる方もいてスーツケースをガラガラと旅行に来られたお客様が圧倒的に多かったかなと思います」

福岡の代表的な観光地の1つ、太宰府天満宮では3連休の中日となった17日朝から若い人を中心に多くの観光客で賑わいました。
観光客「想像以上に多くてびっくりしてます」「滞在時間を短くは意識してます。遠出はあまりしてないですね」 沖縄からの大学生「新型コロナの陽性者が多いから心配なあると思うんですけど、旅行に行けてなかったので来ちゃいました。マスクは絶対つけて、消毒もお店に入ったらやるようにはしてますね」
名物の“梅ヶ枝餅”の店ではこんな傾向が・・・
甘木屋・高田由美子さん「暑くてもできるだけなかに入らないようにしようとしている方が多い気がします」
密を避けるためか客は店に入らずに外で食べたり持ち帰ったりするケースが多くみられたということです。
RKB坂本くるみ「サンリオ展が開かれている福岡市博物館です。雨や暑さを気にせず楽しめるとあって、多くの人が訪れています」

ハローキティやマイメロディなどかわいい人気キャラクターが勢揃いしたサンリオ展には小さい子供連れの家族が多く見られました。
訪れた人「自分がハマっていたのがいくつかあったので、懐かしいなと思う」
晴れ間が出た福岡市東区の海の中道サンシャインプールには約7000人が訪れました。
子供たち「めっちゃ楽しかったです」 父親「解放感ありますね。少し気にはなりましたけど来るまで、子どもたち楽しんでるの見てたらこっちも楽しめます」

感染予防のために事前予約制がとられ、入場は1日1万人の制限付き。プールサイドのテーブルが撤去されテントを設置するためのスペースが広げられました。
利用客「対策としては、もう絶対テントの方がいいです」 海の中道サンシャインプール・井手勇介さん「皆さんほとんどテントを持ってこられて、休憩はご自分のスペースで他の方と距離をとりすごく意識をされていると感じています」
そして、この3連休に朝から深夜まで長い車の列が出来ていたのが福岡市早良区にある急患診療センターです。17日午後3時すぎの映像を見ると前の通りにずらりと車が並んでいます。

それから約6時間後、辺りが暗くなると車の数はさらに増えていました。発熱やのどの痛みを訴えPCR検査や抗原検査を受ける人たちが次々に訪れ、内科の診察待ちは一時、200人を超えました。18日も多くのクリニックが休日のため急患診療センターは朝から混雑が続きました。  

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