プロ野球パ・リーグは混戦が続いていますが、球場での醍醐味のひとつは、冷たいビールやスタジアムグルメですよね。ここにも物価高の影響が出始めています。シリーズ「現場の声」、値上げしないよう工夫を重ねる球団スタッフを取材しました。
どんぶり器やプラスチック容器に影響
容器は球団が一括購入
ペイペイドームでは、食べ物や飲み物の容器を球団が一括で購入し、多くのテナントがそれを使っています。ビールカップ1個あたりの値段は、昨シーズンと比べて0.6円の値上がり。
今年の1試合平均のビール売上杯数が約1万1000杯なので、1試合のビールだけで6600円の負担増、ビールカップ以外の容器の値上がり分もすべて球団が負担します。
一方、テナントも様々な食材が値上がりするなかで試行錯誤を重ねているようです。
今年の1試合平均のビール売上杯数が約1万1000杯なので、1試合のビールだけで6600円の負担増、ビールカップ以外の容器の値上がり分もすべて球団が負担します。

一方、テナントも様々な食材が値上がりするなかで試行錯誤を重ねているようです。
飲食テナント課・岩本さん「いろんなテナントからはポテトがないとよく聞いています。納品先を変えて値段もあまり変えないように工夫されている。お肉は高騰が進んでいるようで、なかには肉自体が手に入らないというテナントもあります」
価格転嫁は難しく「新商品」へ
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