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がれき撤去が本格化、焼け焦げた映写機みつかる~旦過市場一帯の火災

先月、大規模な火災に見舞われた北九州市の旦過市場一帯で、7日からがれきの撤去が本格的に始まりました。

小倉北区の旦過市場一帯では7日、先月10日の火災で出たがれきを、トラックで運び出す作業が行われました。台風11号に備え、トタン板などは事前に撤去されていたため、当初の予定より5日早く本格的な搬出作業に踏み切りました。

がれきの撤去にかかる費用は3000万円で、約3分の1を地権者が負担し、残りをクラウドファンディングなどで集まった義援金でまかなうことにしています。

旦過地区復旧対策会議 中尾憲二副会長「年末お客さんがまたたくさん来られると思いますので、元気な姿をみんなで見せたいなと」

一方、午後には小倉昭和館の樋口智巳館主が火災現場を訪れました。がれきの中から見つかった映写機は焼け焦げているものの、わずかに原形をとどめていました。

小倉昭和館 樋口智巳館主「最後まで頑張ってくれたんだなって。こんな形ですけれど残ってくれただけで、つらいけれどうれしい」

がれきの撤去は10月末までに完了する予定です。

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