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「恭子は72歳、卓球と2刀流。華代子は75歳、好きな人は主人」バレーで全国大会に出ます

元気の秘訣は料理、ゴルフ、ジョギングなどの思い思いの好きなことに「打ち込むこと」。福岡県に70代の女性だけで結成された強豪ママさんバレーボールチームがあります。60代の“後輩”がパワーをもらうと話すほどのアクティブなプレー。笑顔がはじける“日常”が全国トップクラスの実力を支えています。

バレーの練習とゴルフをはしごして「あはは」

「恭子、72歳。卓球とバレーの2刀流です」
「華代子です。えーと75歳です。好きな人は主人です!」

選手も監督も全員70代。久留米市のママさんバレーボールチーム「久留米」です。今年6月に開催された70歳以上の女性を対象とした県大会に出場し、12チームの頂点に立ちました。体力には自信のあるリポーターでも何とかレシーブできる速球が自慢です。

福岡県内でママさんバレーボール連盟に登録している70歳以上の女性は現在約200人、健康寿命が伸びる中、7年前からは70歳以上を対象とした全国大会も開催されています。
大久保憲子さん(74)「ここが終わって食事してグラウンドゴルフ。(この後ですか?)後!午後4時まで。ここで9時からバレーしてね。(ご主人もそんなに元気?)主人はそんなに元気がない。あはは」

90歳のOGも元気!チームを激励


70代のチームを激励に訪れるOGもまだまだお元気です。バレーは仲間作りにもってこいだと話します。「久留米」のメンバーは、週に1回、60代の後輩チームを相手に約2時間の練習を行っています。
60代メンバー「元気でしょ、こっちが負けそうですよ。パワーをいただきます、パワーを」「ボールを落とさないんです。60代同士で試合するよりも本当に練習になります」

レシーブの要、74歳の緒方佳子さんはバレーボール歴50年以上の大ベテランです。
緒方佳子さん「運動してお昼に食事してまたわぁわぁ言うのが元気の秘訣」

自分の限界までジョギング

緒方さんは練習以外でも1日8000歩以上のウォーキングとジョギングを欠かしません。

緒方佳子さん「おしゃべりしながら歩いているのは何にもならないと思うのよ、私は。やっぱり自分の限界にいかないと」

常におしりやおなかの筋肉を意識しながら歩いているそうです。74歳の今も美しい姿勢やスタイルをキープしています。1日3食、必ず自分で料理を作るのも元気の秘訣だそうです。得意料理は孫にも好評です。
孫・緒方セナさん「煮物とかじゃなくてハンバーグとかローストビーフとか肉が多いですね。おいしいですね。一番ハンバーグがおいしい」
3人の娘さんと7人のお孫さんがいる緒方さん。敬老の日は毎年、どのように過ごしているのでしょうか?
長女・緒方麻美さん「いままで敬老という感覚がなくて・・・」 緒方さん「年寄りと思ってないんじゃないですか、いたわろうとか」

 

若さあふれる久留米市のママさんバレーボールチーム、来月には70歳以上が出場する全国大会で頂点を目指します!
監督と緒方さん「完全制覇よね。それが目標」「全勝で帰ってこよう!」

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