パリオリンピックの追加種目に選ばれた「ブレイキン」の世界では、ダンサーネームで呼び合うのが通例です。福岡県出身のダンサー「Ａｉｓａｔｓｕ（あいさつ）」選手は高校生ですが、指導者として子供たちにブレイキンの魅力を広めています。
オリンピック出場も期待
Ａｉｓａｔｓｕ選手「アブナイって思っている方、多いんですよ。クルクル回るって…頭はげるんじゃないかって思うじゃないですか（笑）」福岡県出身の高校生ダンサー・林優翔（ゆうと）さん、ダンサーネームはＡｉｓａｔｓｕ。県のスポーツ強化指定選手に選ばれていて、将来のオリンピック出場も期待されています。
出会いは小学１年のとき
ブレイキンに出会ったのは小学校１年生の時、迫力満点の技に魅了されました。その後、練習を積み重ね徐々に実力をつけると・・・去年、九州沖縄大会では１８歳以下の部門で優勝するなど、全国に活躍の場を広げています。
Ａｉｓａｔｓｕ選手「どっちかといえば、クルクル回るよりかはかっこよさを求めているので、オリンピックに出て、こんな踊りするやつもいるんだよっていうのを、日本中に広めたいですね」
通信制の高校に通う
日中は、福岡市内にある通信制の高校に通うＡｉｓａｔｓｕ選手。授業もしっかり聞いています。
＊友人とランチ Ａｉｓａｔｓｕ選手「めっちゃお腹が空きます。いつもやったらこの倍食べます」
友人「圧倒的に優しい。一番気が合う」
指導者としても活動
学校が終わり、Ａｉｓａｔｓｕ選手が向かったのは福岡市内の体育館です。ダンスの指導者として、ブレイキンの魅力を伝えています。
パリオリンピック出場の予選を兼ねたワールドシリーズが、北九州で来年２月２４日と２５日に行われます。
Ａｉｓａｔｓｕ選手「始めた子も上達してきた。ダンスしていて楽しいとか、技できて楽しいとか嬉しいとか、そういう感情をダンスに出せるように、自分もいろいろ考えてレッスンしています」＊お知らせ
小学３年生「基礎とかパワーとかが整ってて、すごく上手い人だと思います」
Ａｉｓａｔｓｕ選手「みんなブレイクダンスをやってて、面白いと思ってほしいですね。自分の気持ちとか性格とかをモロに出していい場所なんで、それをみんなにわかってほしいというか、伝えたいですね」
パリオリンピック出場の予選を兼ねたワールドシリーズが、北九州で来年２月２４日と２５日に行われます。
この記事はいかがでしたか？
リアクションで支援しよう
