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九電が玄海原発3号機の原子炉を起動、発電を11か月ぶりに再開へ

九州電力は12日午後3時から、佐賀県の玄海原子力発電所3号機の発電を再開します。当初の予定より5日前倒し、11か月ぶりに発電されることになります。


◆5日前倒しで発電再開
九州電力によりますと、玄海原発3号機は今月10日に原子炉を起動、12日午後3時から発電を再開します。これは10月時点で公表していた日程より5日早く、発電再開は今年1月以来11か月ぶりです。


◆テロ対策が難航していた
玄海原発3号機をめぐっては、義務付けられている期限までにテロ対策施設の建設が間に合わず、停止期間を延長して工事を進めていました。九電は徐々に出力を上げて来年1月上旬には通常運転したいと話しています。


◆電力供給の余裕0.2ポイントアップ
電力供給にどれほど余裕があるかを示す「予備率」は、西日本エリアで今月は7.4%です。九州電力によりますと、3号機の発電を5日前倒ししたことで0.2ポイントほど予備率が高まる見込みだということです。

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