ホークス藤井投手「思わず数字を数えました」６５０万円→５０００万円（推定）で更改

ホークスのリリーフ陣を支えた藤井投手、来シーズンは副キャプテンとしてチームを引っ張る栗原選手が、契約更改に臨みました。

藤井投手は今シーズン、勝ちパターンの８回を任されリリーフ陣を支えました。シーズン開幕前に支配下登録を勝ち取ると、５５試合に登板して５勝１敗２２ホールド３セーブ、防御率１．１２と好成績を残しました。球団からも高い評価を受け、推定５０００万円で一発サイン。６５０万円からの大幅アップに本人も驚いたそうで・・・

藤井投手「思わず数字を数えました（笑）去年１２月に育成契約をして頂いたときに、誰も僕が活躍するとは思ってなかったと思う、僕もそうだし。数字を見れば良くできたなと」

また来シーズン、先発転向を目指す藤井投手はこんな発表も・・・

藤井投手「今年入籍をしました。お相手は一般人なので、温かく見守ってくれたらなと思います」

記者から幸せの度合いを聞かれると・・・

藤井投手「福岡タワーぐらい」

来シーズン、藤井投手の益々の活躍に期待です。

川瀬選手「３００万円アップでサインしました」

１４００万円から３００万円アップの推定１７００万円でサインした川瀬選手。今シーズンは自己最多となる７３試合に出場し、打率も２割７分８厘と自身最高の成績を残しました。バッティング向上の陰にはある存在が・・・

川瀬選手「小久保２軍監督から、イチからバッティングをやり直せと言葉をもらって、その言葉がなかったら、この成績は残せてません」

小久保２軍監督からスイッチを入れられた川瀬選手は、打撃フォームの改造に着手した結果・・・

川瀬選手「ヒット２５本で１１打点は、勝負強い打撃が今年はできたかなと思う。『小久保さん』に感謝したいなと思います」

飛躍のきっかけをつかんだ川瀬選手、来シーズンはショートのレギュラーを狙いにいきます。

栗原選手は左ひざのじん帯を断裂し、シーズンの大半を筑後のファーム施設で過ごしました。１０００万円ダウンの推定７０００万円で契約を更改しました。

栗原選手「悔しいシーズン、ひと言かなと思います。納得というより、何もできていないので当たり前だなと思いました」

それでも味わった悔しさの分だけ、来年にかける思いがあります。驚異の回復力をみせ参加した秋の宮崎キャンプでは、サード転向を目指し必死に汗を流していました。

栗原選手「本当に絶対的な選手だった松田さんが抜けたことが、選手にとっても大きいですし、少しでもグラウンドの中で自分の存在感を出していきたい。松田さんのような選手を目指していきたい。本当に今年一年、何も貢献できなかった。この借りは返したい。もう一度リーグ優勝、日本一に向けて時間を過ごしていきたい」