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ホークス「右の大砲候補」ホーキンス選手が実戦練習で“チーム初”ホームラン

ホークス「宮崎キャンプ」第2クール最終日の9日は、実戦形式の練習がスタート。右の大砲候補として期待される新加入のホーキンス選手が強烈アピールです。

リチャード選手“前日の失敗を糧に”

9日からより実戦的な練習にシフトし、レギュラー争いがますますヒートアップする中、右の大砲候補リチャード選手が「半袖姿」で登場。実は8日、リチャード選手はチーム練習の際にサイン通りに打てずに藤本監督に怒られました。気持ちを切りかえるために急きょ、居残り練習に参加し一心不乱にボールを追いかけていました。

そして一夜明けた9日のシート打撃。各守備位置に選手がつき、実戦に近い形で行われる練習で、なんとかアピールしたいリチャード選手。まずは1塁での守備で柳田キャプテンの当たりを落ち着いて処理、居残り特訓の成果を発揮します。バットでは2度目の打席でいい当たりを見せますが、ルーキーの好守備に阻まれてしまい、ノーヒットに終わりました。

「右の大砲候補」ホーキンス選手

一方、アピールに成功したのはこちらも右の大砲候補・新戦力のホーキンス選手。大関投手のストレートを完璧にとらえ、実戦練習ではチーム初となるホームラン。3打数2安打1ホーマーと大暴れでした。
ホーキンス選手「うれしいよ。でも、今はまだ調整なので、自分のスイングを作り上げる時期なので、それが最優先さ」

近藤選手も “出塁率”アピール

さらに、同じく新戦力で力を見せたのが通算出塁率4割を超える近藤選手。2打数2安打フォアボール1つと、触れ込み通りの出塁率の高さを披露。シート後の練習では、尊敬する長谷川打撃コーチに実演を交えて教えてもらっていました。
近藤選手「高めのボールの打ち方を教えてもらいました。いつも2月には、いつでも試合ができるように調整している」

方、今年もキャプテンを務める柳田選手はタイムリーヒットを放ちますが、タッチアウト。それでもスタンドを大いに沸かせました。

藤井投手“先発転向へ準備着々”

ピッチャーでは、先発転向を目指す藤井投手が登板…161キロを計測?球場もざわつきましたが、これは装置の誤作動でした。この日の最速は151キロ、打者10人に対し4つの三振を奪いました。ブルペンも含め100球を投げ込んだという藤井投手、先発転向へ着々と準備を進めています。
藤井投手「緩急というところでカーブを多めに投げた。一球一球内容で勝負したい」
また、新たな守護神として期待されるオスナ投手が、キャンプ初のブルペン入り。キャッチャーの甲斐選手を座らせて20球、さまざまな球種を試していました。

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