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こがけん「芸人が何組も出る番組は得意じゃない」地元ラジオで心情吐露

福岡県はミュージシャンや俳優、お笑い芸人など、芸能界で活躍している人々を数多く輩出している都道府県のひとつ。RKBラジオ『田畑竜介 Grooooow Up』では、6月13日~16日の特集企画「福岡県人会」で、4人の福岡出身芸能人の知られざるエピソードをお送りした。16日は久留米市出身のお笑い芸人・おいでやすこがのこがけんさん。2021年上半期にブレイクして今日に至るまでを振り返り「実はあまり得意ではない仕事もある」と素直な心情を語った。  

「久留米に帰って来た」を実感するのは大学病院!?

田畑竜介アナウンサー(以下、田畑):大活躍で福岡に帰ってくるのもなかなかできないぐらいじゃないですか?

こがけんさん:月に1回は福岡で(お笑いの)舞台があるんですよ。

田畑:福岡に帰ってきたなって実感する景色だったり人だったり食べ物だったりっていうと何でしょう?

こがけん:空港を降りてすぐのとこにある明太子の看板。あんなにでかでかと明太子の看板、他で見ることないじゃないですか。あと、実家に帰るときは高速バスで九州道の久留米の方に向かうとき、久留米大学病院が見えるんですけど、そこに昔、中耳炎の手術で入院していたことがあるんです。だから病院が見えると、入院していたときのつらかった気持ちが一瞬だけちょっとリフレインするんです。

田畑:こがけんさんのソウルフードって何ですか?

こがけん:「久留米荘」のうどんです。(麺が)プツってすぐ切れるじゃないですか。コシがあまりない麺にも慣れちゃっているので、あれが一番うまいと感じてしまう。お出汁も最高にうまいし。あときつねとか、ごぼう天とか、肉うどんは別皿にしてもらって食べますね。最初はお出汁だけを楽しみたいんです。やっぱり(肉を入れると)どうしても甘くなるので、あれはあれでどっちも楽しみたいと。

『M-1グランプリ』から3か月経って“ブレイク”を実感

田畑:ブレイクのきっかけってなるとM-1グランプリですよね。あのときの景色ってどんな感じだったんですか?

こがけん:あそこで「新ネタをやらなきゃいけない」ってなっていたら、結構なプレッシャーだったかもしれないですけど、良い結果が伴うとか、そんなに期待はしていなかったんですよ。だからほぼ平常心でやったというか、いつもの舞台と同じような感覚でした。右側に審査員さんがいるんですけど、正面を向いてる間は視界に入らない。これが『キングオブコント』だと(審査員が)正面じゃないですか。あれは多分緊張すると思うんですけど、目の前にお客さんしかいないから、いつもと意外と変わらなかったかもしれないです。

田畑:あの瞬間に「これでブレイクするな」っていう実感はすぐに湧いたんですか?

こがけん:全然湧かなかったですね。終わって楽屋に戻る間にマネージャーや小田さんと「これってちなみに『キングオブコント』も出られるんですか?」みたいな、そういう確認の話とかしてました。

田畑:「売れた」って実感したのはどのタイミング?

こがけん:忙しくはなるんですけど、コロナ禍なので番組にも観覧のお客さんはいないんですよ。舞台の出番もなかったです。おそらくM-1以降に出番をあてがわれたんですけど、それでも3か月ぐらいはブランク(空白)がありました。その3か月経った頃に初めてルミネの舞台に立ったら、めちゃくちゃ拍手で「うわー」ってなったんですよ。そのときに「こんなにみんな知ってるんだ僕たちのこと」みたいな。その時やっと実感が湧いたというか。

芸人が何組も出る番組は得意じゃない

田畑:今は、おいでやすこがっていうコンビであったり、こがけんさんピンであったり、いろんな仕事があると思うんですけど、実際にコンビとピンとどっちが楽しいですか?

こがけん:仕事によるって感じですよね。芸人が何組も出る番組とかは得意じゃないかも。道を譲っちゃうんですよ。この間も2人ぐらいが話したら結構話題が変わっちゃって、自分に番が回ってきても言うことがずれちゃうんだろうなっていうときがあって。そこでかち合っちゃったりしたら譲っちゃいますね。

田畑:でも芸人だからどこか目立ちたいという気持ちが根底にあるのでは?

こがけん:そうでもないんですよ。ファッションは好きだけど別に目立ちたいわけではない。

田畑:(笑)なんで芸人になったんですか?

こがけん:ネタで笑ってもらうってのがまずあるんですよね。舞台でやったことに対して笑ってもらうのが刺激的な感覚がある。でも根底は多分人見知りの方です。

地元では話題になっても吉本興業の社員からは「誰?」

田畑:僕らもこがけんさんがぱっと出てきたときに、久留米出身ということで地元の人間として嬉しかったです。

こがけん:ありがたいですね。でもね、僕1回(芸人を)6年間止めて板前をやってるんで、(吉本興業の)社員で僕のことを知らない人いっぱいいるんですよ。だからR-1で決勝行ったときも「決勝進出・こがけん(吉本)」って書いてあるのを見て、社内が「誰?」ってザワザワしたらしい(笑)。九州の吉本の支社の方は、俺が人力舎の所属だって思っていたって。「吉本と人力舎の芸人がユニットを組んだ、ミラクルユニットだ」ってことになってたらしいです一部で。

田畑:最後に福岡で今後やりたい仕事ってありますか。

こがけん:何でもいいですからレギュラーもらったらめちゃくちゃ嬉しいです。とりあえず冠ください。やっぱり地元でやりたいですよ。だってね「くるくるくるめピーポー feat.いちご姫」って歌も出しましたし。お願いします、オーマイガー!

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