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RKB「永遠の平和を あるBC級戦犯の遺書」がドイツのワールドメディアフェスティバルで銀賞を受賞

RKB毎日放送が2021年11月8日に制作・放送した「永遠の平和を あるBC級戦犯の遺書」(英語字幕版) が、ドイツのテレビ番組および産業映像作品の国際コンクール 「ワールドメディアフェスティバル2022」でドキュメンタリー・ヒストリー部門の銀賞を受賞しました。

ワールドメディアフェスティバルは、2000年にドイツの映画配給会社が設立した国際映像コンクールで、16の部門で作品性の高さを競うヨーロッパ最大規模の映像コンペティションとして国際的にも高い評価を受けています。
今年はテレビ番組、広告や企業広報などの産業映像作品、ウェブサイトなど様々なジャンルのコンテンツが40か国825作品エントリーされ、各賞が選出されています。

なお、同作品はニューヨーク・フェスティバル(※)においてもドキュメンタリーヒストリー&ソサエティ部門でファイナリストに選ばれています。

※1957年に設立された国連も供催する歴史ある国際的メディアコンクールアワード。2022年は42か国からコンペティションに応募されたすべての作品は、世界中から集まった200人以上のプロデユーサー、ディレクター、ライター、 その他クリエイティブメディアの専門家からなるNYF の TV & Film Awards Grand Juryによって、審査されました。

作品詳細

番組

テレビ番組 「永遠の平和を あるBC級戦犯の遺書」

あらすじ

1945年、日本はポツダム宣言を受諾し敗戦した。
連合国によって戦争犯罪人を裁く軍事法廷が開かれ、スガモプリズンではA級戦犯7人のほか、捕虜虐待などでBC級戦犯53人が処刑された。

そのうちの1人、藤中松雄は現在の福岡県嘉麻市の出身だ。海軍に入隊した松雄は終戦の年の4月、沖縄県の石垣島で米兵捕虜3人の処刑現場に立ち会っていた。

亡くなってから70年経って、法廷での松雄の姿が初めて確認された。松雄はどのような戦争犯罪に問われ、裁かれたのか。公文書によって明らかになった裁判の経過と、28歳で命を絶たれた青年が遺した言葉を伝える。

スタッフ

撮影
廣野善之・宮崎亮
音声
篠原圭
編集
川路幹夫
選曲
寺岡章人
ディレクター
大村由紀子

Information

同番組のラジオ版は第48回放送文化基金賞番組部門において「優秀賞」と「企画・制作賞」のダブル受賞をしており、受賞を記念しRKBラジオで2022年7月15日(金)午後10時に再放送を予定しています。ぜひこの機会にお聞きください。

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