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ウエストの「もつ鍋」が290円で実現できる訳とは?ウエストの人に聞いてみた!

福岡で最も店舗数が多いうどん屋さんである「ウエスト」。県民食と言ってもいいくらい、福岡県民に親しまれています。

そんな「ウエスト」で最近親しまれているのが、夜の居酒屋メニューです。数々のお手頃プライスのメニューが並び、どれも美味しいのが魅力。そんな中でも、ひときわコスパの良さが際立っているのが「もつ鍋」です。

なんと1人前が290円(税込、2人前から注文可能)。注文すると、カセットコンロが置かれ、加熱前のもつ鍋が運ばれてきます。

カセットコンロに着火して、10分程度待つとグツグツ煮立ってきます。

野菜がしんなりして、もつの脂がぷっくり膨らんでツヤツヤしだしたら、食べごろです。

ニラ、キャベツ、ごぼう、豆腐、もやし、そしてもつ。完璧な具材たちからは、290円という値段をまったく感じさせません。

もつのこの重厚感!脂身の上品な旨味と、もつの歯ごたえと弾力。うん、大満足です。

そして、もつ鍋のシメといえば相場はちゃんぽん。でもここはうどんのウエスト。シメるのは、うどんです!

茹で上がった麺をうどんの丼に入れて持ってきてくれます。麺が艶々で美しい。こんな麺を鍋のシメで使えるなんて、なんと贅沢な。

もつの脂が浮いたスープの中へドボン。くー!!すでに美味しそう。カセットコンロに着火して、すこし温めます。

テーブルに備え付けのネギをプラスしていただきます。

麺はモチモチで、もつの脂が混ざったスープとよく絡みます。美味しい。けっきょく、スープも最後まで飲み干して完食してしまいました。

大満足。なんでこんなに美味しいものを、こんなに安価で提供できるのでしょうか。ウエストの担当者さんにお話をうかがいました。

【超納得】ハイクオリティすぎる“290円のもつ鍋”が実現できる訳

──ウエストの「もつ鍋」って、登場してもうけっこう経ちますよね?いつからはじまったんですか? ウエスト担当者さん(以下、ウエスト)もつ鍋の提供は2009年7月です。現在店舗は有りませんが、うどん居酒屋『天神西店』にて他の居酒屋メニューと同時に、看板メニューとして販売スタートしたのが始まりですね。
──「うどん居酒屋」が始まったのと同時だったんですね。そもそも、ウエストでなぜ「うどん居酒屋」がスタートしたんでしょうか? ウエストうどんは概して昼食、もしくは軽食ですよね。お客様の夜の活動が減ってきた中(過去20年間位)、うどん店の夜の売上を確保する事が難しくなってきたんです。
──そうか。やっぱり、うどん屋さんの売上はお昼に偏るんですね。 ウエスト加えて、人手不足で深夜の営業もままならなくなってきています。そんな中、夜の売上を確保していく為には、居酒屋メニューは大変有効なメニューになっていると思います。
──たしかに、ウエストで飲む人も多くなりましたよね。それにしても「もつ鍋」が安すぎませんか。どうして、こんな価格で提供できるんでしょう。 ウエストうどん屋のうどん出汁をそのまま使っており、またもつも焼肉店舗より転用しています。
──そうか。肝心のスープともつが既存のもので手に入るというのは大きいですよね。焼肉ウエストで使われているもつと同じものなんですね。美味しいはずだ。 ウエストそこが揃うと、あとは野菜だけです。安く提供できる理由はそこですね。
──とは言え、290円というのは安すぎでしょう。もはや、赤字なんじゃ……? ウエストさすがに赤字メニューではありませんが、他の商品よりは材料費はかかっていますよ。
──やはりそうですよね。夜に来ると、夏でもかなりのお客さんが「もつ鍋」を注文しているように見えます。 ウエストそうですね。出数は店によってまちまちですが……。夜のご来店でお酒を飲むほとんどのお客様が、もつ鍋をご注文されると言っても間違いではないと思います。
──さすがの人気だ!今後も「うどん居酒屋」の店舗は増えていくんでしょうか。 ウエストそうですね。今後も居酒屋メニューを提供する店舗も増えていくと思います。「もつ鍋」の販売も継続していくつもりですよ。
──よかったです!今後「もつ鍋」の継続をよろしくお願いします!本日は貴重なお話をありがとうございました。
ウエストの「もつ鍋」は、うどんウエストのうどんだしと、焼肉ウエストの牛ホルモンの組み合わせだからこそ、この価格での提供ができているということでした。

これは、ウエストだからこそできるメニューということですね。ウエストが焼肉とうどんの両方をやっていてくれてよかった……。

これからも福岡の夜を豊かにし続けてほしいですね。さあ、ウエストに飲みに行こう!
──ウエストの「もつ鍋」って、登場してもうけっこう経ちますよね?いつからはじまったんですか? ウエスト担当者さん(以下、ウエスト)もつ鍋の提供は2009年7月です。現在店舗は有りませんが、うどん居酒屋『天神西店』にて他の居酒屋メニューと同時に、看板メニューとして販売スタートしたのが始まりですね。
──「うどん居酒屋」が始まったのと同時だったんですね。そもそも、ウエストでなぜ「うどん居酒屋」がスタートしたんでしょうか? ウエストうどんは概して昼食、もしくは軽食ですよね。お客様の夜の活動が減ってきた中(過去20年間位)、うどん店の夜の売上を確保する事が難しくなってきたんです。
──そうか。やっぱり、うどん屋さんの売上はお昼に偏るんですね。 ウエスト加えて、人手不足で深夜の営業もままならなくなってきています。そんな中、夜の売上を確保していく為には、居酒屋メニューは大変有効なメニューになっていると思います。
──たしかに、ウエストで飲む人も多くなりましたよね。それにしても「もつ鍋」が安すぎませんか。どうして、こんな価格で提供できるんでしょう。 ウエストうどん屋のうどん出汁をそのまま使っており、またもつも焼肉店舗より転用しています。
──そうか。肝心のスープともつが既存のもので手に入るというのは大きいですよね。焼肉ウエストで使われているもつと同じものなんですね。美味しいはずだ。 ウエストそこが揃うと、あとは野菜だけです。安く提供できる理由はそこですね。
──とは言え、290円というのは安すぎでしょう。もはや、赤字なんじゃ……? ウエストさすがに赤字メニューではありませんが、他の商品よりは材料費はかかっていますよ。
──やはりそうですよね。夜に来ると、夏でもかなりのお客さんが「もつ鍋」を注文しているように見えます。 ウエストそうですね。出数は店によってまちまちですが……。夜のご来店でお酒を飲むほとんどのお客様が、もつ鍋をご注文されると言っても間違いではないと思います。
──さすがの人気だ!今後も「うどん居酒屋」の店舗は増えていくんでしょうか。 ウエストそうですね。今後も居酒屋メニューを提供する店舗も増えていくと思います。「もつ鍋」の販売も継続していくつもりですよ。
──よかったです!今後「もつ鍋」の継続をよろしくお願いします!本日は貴重なお話をありがとうございました。
ウエストの「もつ鍋」は、うどんウエストのうどんだしと、焼肉ウエストの牛ホルモンの組み合わせだからこそ、この価格での提供ができているということでした。

これは、ウエストだからこそできるメニューということですね。ウエストが焼肉とうどんの両方をやっていてくれてよかった……。

これからも福岡の夜を豊かにし続けてほしいですね。さあ、ウエストに飲みに行こう!

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