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まるでスナックのような串揚げの店

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「青野さん、だいぶんご無沙汰でしたが、店を改装したんですね!」
「壁紙とかを張り替えました。これ、自分でやったんですよ」
約6年ぶりの「串太郎」は壁紙も新しくなって、すっかり綺麗になっていた。

「串太郎」は中洲大通り沿いの古いビルの地下にある、カウンター6席と半個室の座敷4席だけの小さな串揚げの店だ。昔、1階に「赤玉」というゲームセンターが入っていたビルで、今はコンビニになっている。その横の狭い階段を下りていくのだが、知らないとなかなか入りづらい雰囲気だ。

店主の青野さんとは中洲にある「とり政」という焼鳥屋で知り合った。当時、青野さんは「とり政」で焼き場に立っていて、私が店に行った時にちょくちょく話をするようになって仲良くなった。髪型が同じ(?)なので親近感があったのかも知れない。

ある日、「私、店を移るんですよ」と青野さん。
「どこに?」
「新しくできた串揚げの店なんです」
それがこの「串太郎」だった。もう今年で20年目になるらしいが、本当に時の経つのは早い。最初は大阪出身の人がオーナーだったが、2年前に青野さんが引き継いだ。

そういえば20年前は、飲んだ〆によく串揚げを食べていたなぁ。酔っ払って食べる串揚げは美味すぎた。青野さんと話し込んで朝8時くらいになった時もあった。店を出て階段を上がると朝日がまぶしくて、思わず手で目を隠したっけ。今でも朝6時まで営業しているようだが、もう〆に串揚げとかとても無理だな。

メニューも以前とはすっかり変わってしまって、カレーやパスタ、炒飯、餃子まである!
もはや串揚げの店というよりも、串揚げもある居酒屋といった感じかな。久しぶりだったので、やはり串揚げを食べんといかんと思い、「串揚げ8本セット」(1,500円)を注文してみた。内容はエビ、とりササミ、イカ、野菜肉巻、ウインナー、紅しょうが、ニンニク肉巻、チーズポテトの8本だ。これで1,500円はお得やね。青野さんがササッと機敏に動いて、すぐに串揚げが提供されたのには驚いた。あれから20年も経ったのに、変わらない動きを見ることができて嬉しかった。

このB級グルメの串揚げがサクサクして美味いんよ。酒のアテになるやつね。もちろんソースは2度漬け禁止なのだが、好きなだけつけられるように、ドレッシングに使うような容器に入ったソースもあるので、青野さんに尋ねてみてください。

「タコさんウインナー」(500円)って前からあったっけ? なぜだか、この赤いウインナーが好きなんよ。どうやらおじさんには人気の一品らしい。昔懐かしいものって、味というよりもソウルフードって感じで好きなのかもしれない。

ここは今でも、昔と同じように常連客で賑わっている。常連客のメンバーは以前とは変わったようだが、青野さんのトークは健在で、みんなを楽しませているよ。
そういえば、常連客は飲んでばかりで、串揚げを食べてないのに気が付いた。みんな青野さんと話にきているのだ。ここは串揚げの店というよりも、もはやスナックなのかもしれない。
スナック飯が串揚げという店は他にはないから面白いかも。テレビもあるのでおひとり様でも大丈夫ですよ。

店舗名:串太郎
ジャンル:串揚げ
住所:福岡市博多区中洲3-7-10 若松ビル B1F
電話番号:092-282-8981
営業時間:18:00~翌6:00
定休日:なし
席数:カウンター6席、座敷4席
個室:2-4名
メニュー:串揚げ8本セット1,500円、串揚げえび350円、串揚げ豚ヒレ250円、タコさんウインナー500円、手羽先唐揚げ(2本)350円、あさり和風パスタ1,000円、カレーライス600円、キムチ炒飯600円、ひとくち餃子6個350円
URL:https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400102/40037196/

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この記事を書いたひと

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