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ボクと子ブタの成長日記

熊本県の北部にある菊池農業高校。

全校生徒約400人に対し学校の敷地は東京ドーム7個分です。

 

畜産科学科で養豚を学ぶ 3年生の山田未来斗(みくと)くん(18)。

入学前はそれほどブタに興味はありませんでしたが、1・2年生で様々な動物の世話をするうちにすっかりブタのとりこになり、今は養豚農家を目指しています。


去年6月、精液採取から人工授精まで手掛けたブタが10匹の子どもを出産しました。お母さんブタのベリーは、山田くんが名前を呼べば寄ってくるほどの仲良し。ベリーの子どもを抱きあげると思わず「わが子のよう」とつぶやいていました。

 

しかし、学校で学ぶのは産業動物である豚を育て、食肉にするまでの過程。頭では理解していたものの、子ブタが成長し出荷の日が近づくにつれ、ブタへの愛着がむしろ重荷になることに山田くんは気づきます。

 

12月には「ここまで悲しくなるならわが子って言わなければよかった」と目を潤ませながら子ブタたちを出荷用のトラックへ。1週間後、戻ってきた「わが子」たちは白いトレーに整然と並べられていました。


『美味しいお肉』を届けるために不可欠な「手間」と「愛情」。
それらをひとつずつ学んでいく山田くんたち高校生の物語です。

 

(RKK熊本放送/城島勇人)     

 

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