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16回目も太宰府を歩きます。

古都大宰府保存協会の学芸員、田中健一さんと太宰府の伝説をさがして歩いています。
水城の東門をスタートし旧日田街道を都府楼の方へ歩いていきますと大きな鳥居が見えてきます。ここから左折すると太宰府天満宮へ行きます。
ここにかつてあったのが団子屋さん。関屋の串団子として評判の店でした。
ここから天満宮方面をみますと、わずかに見えるのが岩屋城跡。
岩屋城は九州制覇をめざす島津軍に対し太宰府を守る高橋紹運が立て籠もった場所。
そこで関屋の商人が島津勢を憎んで作ったのが串団子です。島津勢を串刺しにしてやろうという思いのこもった団子でした。
これが「関屋の串団子」として評判を呼んだのでした。
その店は現在は残念ながらありませんでした。

古代の福岡を歩くレポート(中島理恵)

元号「令和」のもとになった万葉集の序文。
その中の「蘭は珮後(はいご)の香を薫ず」という一文からヒントを得て万葉の香りを再現し、「珮後香」として匂い袋にしてらっしゃる「蛇の目うさぎ」の齋藤風子さん。
学芸員さんの協力で、天然の香木だけを8種類ブレンドしています。
また、その匂い袋もすごい!正倉院に残されている文様の布を使って、柄合わせして、組みひも飾りも付けて作られています。
昔の貴人たちは、帯の後ろに匂い袋を下げていたんだそうです。
お店は、太宰府天満宮参道と交差する小鳥居小路にあります。
和モノ雑貨がすごく素敵なお店ですよ~。

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