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22回目も太宰府の伝説探し歩きです。

暮らし

※写真は梅坪侍従蘇生の碑

太宰府の伝説探し歩きはいよいよ最終回になりました。
最終回は西鉄太宰府駅で降りて参道から1本右へ入った通り、国博通りを歩きます。
国博通りというのは国立博物館へ通じる道路で、突き当たりの小高い丘の上に国立博物館があります。
その少し手前にあるのが光明寺。そのまた手前には小さな小川、藍染川が流れ、梅坪侍従蘇生の碑があります。
一度藍染川に飛び込んで自殺をはかりますが、後に助かった梅坪の碑とその奥には伝衣塔があります。
ここにも道真公の物語があります。
この二つがその先にある光明寺と密接な関係があり、紅葉の頃、美しい庭で有名な光明寺を訪れる時はこういった物語を頭に入れておくと趣も深いものになります。

古代の福岡を歩くレポート(中島理恵)

古代史ファンの太宰府散策のお土産に、ぜひ!という逸品があるんです。
それが、筑紫野市二日市にある大賀酒造の梅酒「東風の梅」。
なんと、大宰府政庁の周りにある梅の実を漬けた梅酒なんです~。
市役所の方々が集めた梅の実が、大賀さんのところに届けられます。
それを、昔ながらの製法で、米焼酎と、酒粕から作った粕取り焼酎をうまくブレンドさせたもので漬けるんだそう。
「濃い梅酒を作りたかったので、一般的梅酒より梅の比率を高くしています」と、代表取締役の大賀信一郎さん。
実は大賀酒造は、福岡県で一番古い酒蔵(1673年~)さんなんですよ。

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