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シーズン8の1回目は佐賀県吉野ヶ里遺跡から

※写真は銅剣と管玉

佐賀県吉野ヶ里遺跡の発掘調査が10年ぶりに9月から始まりました。
そこで、「古代の福岡を歩く」1回目は、この佐賀県の吉野ヶ里遺跡を歩きます。
今回の調査は、これまで調査の手がつけられてこなかった北墳丘墓の北、日吉神社がある約4000平方メートルのエリア。
北墳丘墓からは、首長墓とみられる甕棺から把頭飾付有柄細型銅剣やコバルトブルーの管玉が見つかっています。
この吉野ヶ里遺跡の特異な点は弥生時代の始まりから終わりまでの期間、ずっと続いた遺跡であることです。
始まったばかりの発掘調査、果たしてどういったものが出土するか、大いに期待されます。
1回目と2回目は吉野ヶ里遺跡の発掘責任者を22年間つとめられ、今回は吉野ヶ里遺跡調査指導委員会の委員長でもあり、佐賀城本丸歴史館館長でもある七田忠昭さんに話を聞いています。
10年ぶりに発掘調査が行われるのを体感できる吉野ケ里歴史公園。
食べ物でも古代を満喫しましょう。
レストランでは『古代貝汁定食』が提供されています(数量限定)。
貝の化石が出土していることから「何らかの形で食べていただろう」との思いでメニュー化。
さらに器がまんま“土器”。「実際に出てきた土器を参考に、歴史専門員の協力を得て、有田焼の窯元と打ち合わせて作りました」と、レストラン・売店の支配人、宮内智さん。お土産としても販売されていて、宮内さんは自宅でラーメン用に使ってるそうです。

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