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【カレー探偵たける特別編】中村学園女子高等学校×大任町コラボ企画SDGsジビエカレーを販売せよ!~前編~

毎回超辛口なミッションに、自ら間借りカレー店を営みカレー料理人でもあるたけるが挑むコーナー「カレー探偵たける」。
今回はカレー探偵たけると中村学園女子高等学校、そして大任町がタッグを組んで「RKBカラフルフェスで“SDGsカレー”を販売せよ」というミッションに挑戦します。
  
全国に広がりを見せている「有害鳥獣被害」。イノシシやシカなどの動物が畑や水田を荒らし農作物に被害を与え、市街地では人的被害も増えており、その被害額は数十億円にものぼるといわれています。そんな中駆除した肉を廃棄せず、命を大切にいただく地域の特産品として循環させる仕組みづくりが各地で急務の課題となっています。狩猟によって捕らえられたイノシシやシカなどの野生鳥獣の肉「ジビエ」を有効活用することで、廃棄物を減らしたり鳥獣被害の防止などSDGsに貢献できると注目されているのです。
今回のミッションにうってつけの食材「ジビエ」を使ったカレーを作ることにしたカレー探偵たける。まずは英彦山山系の雄大な自然に囲まれた美しい町、田川郡大任町へと向かいました。

「花とシジミの里」大任町ではこれに続く特産品として「ジビエ」に力を入れています。そしてこの町には、猟師歴50年というベテラン猟師鈴木松雄さんが故郷のためにと立ち上げたジビエの精肉施設があるんです。鈴木さんの加工するジビエ肉は、ジビエ特有の臭みやクセがなく、柔らかく噛めば噛むほど味が出てきてとても美味しいんです。

その訳はというと・・・「肉の臭みや触感の硬さを無くすには処理のスピードが肝心」ということで、鈴木さんの施設では手早く加工ができるように最新設備を整えています。確かな処理をすることで特有の臭みがない“イノシシ”や“シカ”の肉を町の特産品として出荷しているのです。
しかし、なぜここまでの設備を整えてジビエ肉を特産化しようとしているのか?

そこには大任町が抱える課題が…。
倍増するイノシシによる深刻な農業被害。農家を守るために、多くのイノシシを駆除しなければならない現状がありました。しかし駆除するだけではなく、命をムダにしないということで鈴木さんはこの精肉施設を立ち上げたのです。

次回のカレー探偵では・・・

「ジビエ離れが心配。次世代にももっと食べてもらって流通させたい」という鈴木さんのジビエ肉を使い、カレー探偵たけるが中村学園女子高等学校の生徒とタッグを組んで若い世代にも喜んで食べてもらえるカレーを作ります。完成したSDGsジビエカレーはRKBカラフルフェスで高校生自ら販売予定。ぜひ味わってみてください。
イノシシ肉 ハラミ 300g
1,140円~
イノシシ肉 スペアリブ 300g
1,140円~
〇道の駅おおとう桜街道
田川郡大任町大字今任原1339
〇ジビエ大任 田川郡大任町大行事2171-19

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