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新たな形の、カラフルフェス|アナウンサーコラム

「オンライン開催」や「リモート会議」。どちらも新型コロナ禍によって耳にする機会が飛躍的に増えた言葉だ。その利便性を利用の度に実感する一方で、やはり「対面でのコミュニケーション」を求めている自分がいることにも気づく。

15~16日の2日間、RKB放送会館周辺で「RKBカラフルフェス2022」が開催される。25年にわたって開催された「RKBラジオまつり」が形を変えた。放送局ならではの特撮体験や個性豊かな飲食店が軒を連ねるマルシェなど、親子で休日を楽しむのにもってこいのイベントだ。

入社5年目になるが、前述のラジオまつりでは沢山のリスナーから声をかけていただき、放送が届いているという実感は励みになった。過去2年はオンライン開催。遠方にも届けることができるなどの魅力があった一方で、やはり年に一度、普段放送を通じで話をしている方と対話をしたいという思いは大きくなるばかりだった。

今年はテレビ・ラジオの特番とともに、オンラインの配信もしながらの開催になる。「元通り」ではなく、この3年で得たものもあわ併せ「前に進む」新たな形だ。来場してくださる方の思い出に残るよう、我々も全力で楽しむつもりだ。
3年前と、かけられる言葉はどう変わっているのだろう…。ご来場お待ちしています!

10月15日(土)毎日新聞掲載



井口 謙 RKBアナウンサー。山口県下関市出身。

【担当番組】
ラジオ:カリメン エキサイトホークス おしゃべり本棚 テレビ:タダイマ!

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