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開業3カ月での快挙。国際コンペにて金賞受賞のクラフトビール

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今年7月にオープンした「あおぞらブルワリー」のビールが、世界でも3番目の歴史をもつクラフトビールのコンペティション「インターナショナル・ビアカップ」にて金賞を受賞しました。

日本地ビール協会が主催する「インターナショナル・ビアカップ」は1996年から毎年開催されています。日本での開催ですが、海外ビールも対象にしている国際コンペティションです。
参加者はまず審査登録を行い、期日までに審査ビールを送付します。今年は東京で10月8日~10日の3日間にわたって審査が行われ、10月11日が結果発表でした。審査員はブラインド方式でテイスティングをした後、ディスカッションを行い、合議にて結果が判定されます。今年は118スタイル(部門)が設けられ、世界16カ国・地域268社のブルワリーから1,111銘柄の応募がありました。

あおぞらブルワリー賞リスト 店舗からの提供

部門ごとに金・銀・銅の賞があり、各賞1銘柄ずつ選出されるスタイルです。受賞該当ビールがない場合もあるという厳しい審査のなか、「あおぞらブルワリー」はアルコール度数低めでライトボディーが特徴の「セッションIPA」部門にて見事、金賞を獲得したのです。

あおぞらブルワリースタッフ

「まだブルワリーができたばっかりで全く意識してなかったんですが、協会から応募要項が送られてきて。審査登録の期日が9月21日で、ちょうど限定ビールの第一弾が完成していて好評だったし審査基準もクリアしていたので、じゃあ、挑戦してみよう!と応募してみたんです」と醸造責任者の渡邊雄介さん(写真左)。「もしかしたら銅賞くらいは……と思っていたのですが、金賞をいただけてとても嬉しかったです」と話します。

あおぞらブルワリービール

こちらが、自信作として送り込んだ限定ビール「TENYA Misty Tuesday」(ハーフ650円・パイント950円)です。ホップを多めに使って、明るい色合いとトロピカルな香りが生み出されています。口に含むとパッションフルーツのようなフルーティーな味わい。それでいてホップの苦味もキリッと感じられる絶妙なバランスです。余韻は波のようにすっと引き、全体的に軽やか。一杯飲み終えたら、またもう一杯となるような親しみやすさです。
また、やや濁りがあるのも特徴。「霧がかかったような濁りをイメージして仕込みました」と渡邊さん。樽詰をしたのが火曜日だったので、「霧の火曜日」を意味する「Misty Tuesday」と名づけたそうです。

限定ビールとして作っていたため受賞が決まった時にはすでに完売していたそう。ですがお客からの「飲んでみたい」という要望に応えて再び醸造し、11月5日よりまた販売が開始されています。1カ月ぐらいは売り切れることなく飲めるだろうと予想されますが、油断は禁物です。次の醸造の計画は今のところありませんので、絶対に味わってみたいのであれば1日でも早くお店へGO!

《あおぞらブルワリー》
福岡市博多区店屋町4-28 WE冷泉公園2F
092-292-8600

店舗名:あおぞらブルワリー
ジャンル:ビアバー、立ち飲み
住所:福岡市博多区店屋町4-28 WE冷泉公園2F
電話番号:092-292-8600
営業時間:17:00~OS23:00(土曜は15:00~)
定休日:日曜
席数:テーブル10席、スタンディング5名くらい
個室:なし
メニュー:TENYA IPAハーフ650円・パイント950円、TENYA SESSION IPAハーフ600円・パイント900円、TENYA WHEAT ALEハーフ600円・パイント900円、鮮魚のカルパッチョ800円、フィッシュ&チップス780円、ラムチョップ グリーンマスタード風味1,200円
URL:https://aozora-brewery.com/

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