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「にのじ」の「柿とダークラムのカクテル」

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樽熟成のラムに導かれ、柿と和三盆が織りなす “和” の世界へ

にのじ西中洲

今回は、西中洲の「にのじ」を訪問。
「にのじ」は、北九州市小倉北区鍛冶町にて1996年に創業したオーセンティックバー「GINO」(現「BAR CIDERHOUSE」)の2号店として、1998年同じ鍛治町に創業。その店名は「GINO2」の逆さ読みからつけられた。
一枚板のカウンターと障子を組み合わせた「にのじ小倉」の特徴的な内装は2012年3月にオープンしたこの西中洲店にも取り入れられており、上質な木がふんだんに使われた “和モダン” の空間で、洋酒を愉しむことができる。

にのじ西中洲

店長の御手洗友亮さんがおもむろに障子を引き開けると、ウイスキーの限定ボトルやオールドボトルがずらりとならんだバックバーが現れた。その鮮やかな場面転換に、今宵の一杯への期待がふくらむ。

「にのじ」(西中洲)の「柿とダークラムのカクテル」

今回オーダーしたのは「柿とダークラムのカクテル」。
グラスを口元に近づけると、樽熟成されたラムの風味が鼻先に漂い、洋菓子の印象が浮かぶ。そして口をつけると柿の濃密な風味と味わいが広がり、和三盆とシュガーシロップの2種類の砂糖で引き立てられられた甘味も相まって、まさに “飲む和菓子” といった格調高い一杯に仕上がっている。
「BAR CIDERHOUSE」「にのじ小倉」「にのじ西中洲」はいずれも福岡の設計デザイン会社「吉造建築デザイン」の経営。建築デザイナーであり、かつてはバーテンダーとしても腕を振るっていたオーナー・合田吉裕さんの品質・素材へのこだわりと大人の遊び心が随所にあふれている。
天神と中洲という2つの繁華街の間にありながら、静かな佇まいとしっとりした風情を漂わせる西中洲。そうした町の情緒に寄り添う、趣深いオーセンティックバーである。

店舗名:にのじ西中洲
ジャンル:バー
住所:福岡県福岡市中央区西中洲3-5 2F
電話番号:092-724-3456
営業時間:19:00~翌3:00
定休日:日曜
席数:カウンター8席
個室:3~4名
メニュー:チャージ2,500円(季節のフルーツとクリームチーズのチャーム付)、柿とダークラムのカクテル2,500円、フルーツカクテル2,500円、カクテル1,500円~、ウイスキー1,500円~
URL:https://www.instagram.com/bar.ninog.nishinakasu/

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