PageTopButton

「BAR文月」の「糸島れもんのバラライカ」

UMAGA

糸島の光と風が育んだ 採りたてレモンをカクテルで堪能

BAR文月

薬院駅にほど近い、オフィスビルとマンションが立ち並ぶ一角。その路地裏に木造の一軒家がひっそりと佇んでいる。
1階には「氷炭」という居酒屋があり、その脇の小さな門をくぐって階段を上ると「BAR文月」の入口がある。
屋根を支える大きな梁(はり)と一枚板のカウンターが印象的な店内には心地良い音楽が流れ、カウンターや棚にさりげなく洋酒のボトルが並んでいる。

糸島レモン

店主の阿南文平さんはバーテンダーとは別にレモン農園の経営者としての顔を持つ。
「氷炭」のオーナー・下登昌臣さんとともに耕作放棄地の再生・活用策としてのレモン栽培を発案し、2018年に「株式会社 糸島れもん」を設立。同年、糸島の耕作放棄地に植えた1000本の苗木は順調に生育し、これまでの手間と工夫の甲斐あって、流通・販売の計画が立てられるまでに生産量が伸びてきているという。

「BAR文月」の「糸島レモンのバラライカ」

今回は、採りたての「糸島れもん」を使った「バラライカ」をオーダー。
「バラライカ」は、ウオッカ、コアントロー(オレンジリキュール)、レモンジュースで作るスタンダードカクテルの一つだ。
グラスを持ち上げると、レモンの皮の爽やかな香りが鼻先に漂い、カクテルを口に含むと果汁のまろやかな風味と旨味がじんわりと舌に染みわたる。
2012年7月に開業し、今年10周年の節目の年を迎えた「BAR文月」。
時には二人で語り合い、時には一人で自分と向き合いたい、そういった気分にさせてくれる憩いの空間がそこには広がっている。

文月外観
店舗名:BAR文月
ジャンル:バー
住所:福岡市中央区薬院1-4-21 2F
電話番号:090-9386-7930
営業時間:20:00~翌4:00
定休日:日曜
席数:カウンター8席、テーブル8席
個室:2~6名
メニュー:チャージ500円、糸島れもんのバラライカ1,500円、カクテル900円~、ウイスキー900円~
URL:https://www.instagram.com/anabun1978/

この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう

radiko 防災ムービー「あなたのスマホを、防災ラジオに。」

この記事を書いたひと

UMAGA

homePagefacebookyoutubexinstagram

魅力的な福岡の食文化をもっと楽しんでいただくためのバイブルとして、厳選した信頼性のある情報を毎日更新中。