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りんごの王様「サンふじ」の季節になりました!

袋をかけず、たっぷりおひさまを浴びで育つ「サンふじ」。包丁を入れると内部に蜜が入ったようなビジュアルが登場するのもテンションがあがるりんごちゃんです。
信州まつもと空港の近くの標高700mの土地に230アール、1万本弱のりんご畑を持ち10種類くらい栽培してらっしゃる、JA松本ハイランド・リンゴ部会部会長の野村拓さんにお話を伺ってきました。
 


まずは最大の関心事「おいしいりんごの見分け方」について。サンふじの場合は「全面に色がついていて、下があめ色になっているの。おしりがふっくらしてるもの。あと叩くとキンキンって澄んだ音がするもの。これ、実がやわらかいとボンボンって音がして音が濁るというかよどむというか沈んだ音がします」と、野村さん。
保存法については「新聞紙に包んでそのままビニールに入れて冷蔵庫の野菜室などに入れれば結構もちます。新聞紙が水分を調節して保湿してくれるんです。乾燥が天敵ですから」とのことでした。なんだか、お肌のケアと似てる…?。
 


私が信州…松本市などがある中信地区のりんご畑を見て驚いたのは、クリスマスツリーのような円錐形に近い形の木が垣根のように一列に並んで栽培されているということ。しかも木と木の間隔もかなり近い。これらは最近の主流の栽培方法で「歪化栽培」「垣根仕立て」「高密植栽培」といいます。
私の中のイメージでは、子どものお絵かきみたいなおおきなモコモコのりんごの木がランダムに並んでいる畑だったので、結構インパクトが大きかったです。
木の高さも2~2.5mくらい。これくらいだと作業がしやすいのだそうです。木の両面で作業できるし、7割くらいは脚立を使わずに実を採れるからだとも。
 


1本の木に80~100個くらいの実が付きますが、色づきが悪い場合は、「玉回し」といって1個ずつりんごの実を回すのだそうです。光が当たらないところにも全面に光が来るように…だそう。葉も全部摘んで光をたっぷり当てるとも。力の入れ具合を間違えると、りんごの実が取れちゃいますから、たいへんです。
下の写真のりんごの実の上の方に放射状に出ている茎の束のように見えるところは、葉を落としたあとです。おかげでめちゃめちゃ日が当たってますね~。
 


一番たいへんなのは「剪定」だと、野村さんがおっしゃいます。「一番気を使います。りんごの枝があんまり混まないように、全体に光が当たるような、そういうイメージをして剪定します。冬の寒い時期…1月2月3月、雪がある中」と、軽く笑う野村さん。冬休みがないんだ…。「りんごの葉っぱが落ちた休眠期に枝を整理するんです。1年じゅうですね、りんごは」と、おっしゃるその目がちょっと嬉しそう(苦笑)。
 


「食べてくれた消費者のみなさんが『おいしいよ』『今年もおいしかったよ』って言ってくださると励みになるし、寒い時期も暑い時期もがんばれる」という野村さん。35歳からりんご栽培を始めて約20年。「まだまだヒヨコです。毎年毎年勉強です。これで成功だっていうのは、まだ辿りつけてない気がして。りんごも毎年毎年、多少味が違うし、蜜の入り具合が違うし、ツヤや食感も難しい。1年に1回しかないから、毎年毎年反省して『来年こうしよう』と思うけどなkなか…雨降ったり、風吹いたり、氷点下になったり、大変です」と、笑っておっしゃってました。
そのたゆまぬ努力と愛情のおかげで、毎年おいしいりんごをいただいてます!
下の写真…9月中旬はまだまだ頬紅をさっとのせたような紅色のサンふじ。
 

 

□ JA全農長野 →  https://www.nn.zennoh.or.jp/
□ 新まつもと物語 →  https://visitmatsumoto.com/
□ 長野県公式観光サイト →  https://www.go-nagano.net/
□ 信州まつもと空港地元利用 →  https://www.matsumoto-trip.com/airport-arrival/

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