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自然に還るキッチンクレンザー 松本市アルプス山岳郷

9月に開催された「乗鞍アウトドアサミット」で販売を開始したのがアルプス山岳郷がリリースした“自然に還るキッチンクレンザー”。乗鞍高原の温泉水と自然由来100%の界面活性剤との組み合わせなので、99%以上が微生物で分解されちゃうクレンザーなのです。
半練りタイプで、180g入り。食器や鍋、包丁などに使えます。
 


DMO(観光地域づくり法人)松本市アルプス山岳郷の代表理事・齋藤元紀さんは「私達って、自然が商品ですから。私達にとっても自然を子供や孫の代までに繋げていくにはいいモノだと思ってます。」とおっしゃってました。乗鞍の温泉水を使う効果として、アルカリ性が強いと荒れたりよくないけど、ちょっと酸性にふれるので、使ってても手が荒れにくという点があるんだそうです。「ここ=アルプス山岳郷のモノを使って、自然にやさしいモノができた。自然にもやさしいし、人間の体も荒れにくいという相乗効果ですね」とも。
で、このキッチンクレンザーを共同開発したのが、福岡の会社なんです。遠賀郡芦屋町にある、化粧品企画・開発・製造をてがける「パルセイユ」です。社長の金井さんが、松本の水のきれいさ&豊かさに感動したことがきっかけで話が進んだのです。(キッチンクレンザーの前に、美ヶ原温泉の温泉水と大雪渓酒造の酒粕を配合したシャンプー、コンディショナー、石鹸を開発なさってます。)
 


齋藤さんは「キャンプだったり登山だったり、その土地土地へ行った時になかなか良い洗剤がないってことを考えると、こういうのを使っていただくことで自然が保たれるし、よその地域で使ってもいいことだと思うんです。私達にとってありがたい商品です」と、おっしゃってました。「泡立ちもいいし、一般家庭でもおすすめ」だとも。焦げたところも落ちる、でもキズがつかない、んだそう。使い方のコツについて伺うと、「自然を大切にする気持ちで使うのが一番のコツ」ですって。
 


売り上げの主駅の一部をアルプス山岳郷地域に還元して、「お客様により地域を楽しんでもらえる環境を作れる元になっていけば…」というこのキッチンクレンザー。さらに齋藤さんは「この自然環境があるから、いい水が出たりいい温泉が出たりするわけですから、いかにそれを絶やさないでいくってのはこれからの人間の使命かもしれないですね」とおっしゃってました。
 

□ アルプス山岳郷 →  https://alps-sangakukyo.jp/
□ 新まつもと物語 →  https://visitmatsumoto.com/
□ 長野県公式観光サイト →  https://www.go-nagano.net/
□ 信州まつもと空港地元利用 →  https://www.matsumoto-trip.com/airport-arrival/

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