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日曜 5:15
永遠の平和を ~あるBC級戦犯の遺書~

永遠の平和を ~あるBC級戦犯の遺書~

2020年第23回
制作:RKB毎日放送
ディレクター:大村 由紀子

1945年、日本はポツダム宣言を受諾し敗戦した。宣言の中には「戦争犯罪人を処罰する」ことが盛り込まれていた。東京のスガモプリズンではA級戦犯7人が絞首刑になったが、捕虜虐待などの罪を問われ、連合国各国の軍事法廷で裁かれたBC級戦犯で処刑されたのは920人にも上る。アメリカの第八軍による横浜のBC級戦犯裁判では53人の死刑が確定し、スガモプリズンで執行された。そのうちの1人、藤中松雄は現在の福岡県嘉麻市の出身だ。農家に婿入りした松雄は1942年、20歳で海軍に入隊。終戦の年の4月、沖縄県の石垣島で米兵捕虜3人の処刑現場に立ち会うことになる。連日、空襲が続く中、撃墜された米軍爆撃機から脱出した搭乗員に「亡くなった戦友の仇討ち」が行われたのだ。41人もの日本兵に死刑が宣告された「石垣島事件」だ。
亡くなってから70年の今年、松雄の法廷での姿が初めて確認された。松雄は妻や二人の幼い息子に長い遺書を残している。報復の応酬が生んだ戦争の悲劇により、28歳で命を絶たれた青年が遺した言葉を伝える。

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