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91歳 ハーレーに乗るということ

2019年第16回
制作:RKB毎日放送
ディレクター:松井 聡史

全国のハーレー愛好者に知られる現役ライダー・島田昭治さん。まさかの91歳。
350kgを超える大型バイクを乗りこなす元気なおじいちゃんです。国内はもとより、アメリカ、ヨーロッパ、東南アジアなどを旅し、通算走行距離は、地球10周分を越えるほど。
91歳という年齢でハーレーに乗ることについて、心配の声や賛否の声もあります。なぜ、島田さんはハーレーに乗り続けるのか。その答えのヒントは、自宅横に廃材で手作りした島田さんの倉庫の中にありました。ハーレー2台と数々のハーレーグッズ。宝物の中にまじって掲げられていたのは「日章旗」
出征時に家族や友人などから、たくさんの名前とメッセージが書き込まれたものでした。「死んでこそ意義がある」当時、そう教育されていたので「生きて帰ってきたのが恥ずかしかった」と島田さん。戦後ひと目のつかない場所に保管していましたが、最近目に見える場所に移し掲げました。人が人を殺めるニュースが後をたたない今、命の大切さと戦争に対する反省の思いが強くなったといいます。
青春時代を戦地で過ごした島田さんにとって、お日様の下でハーレーに乗れることは、「平和と自由の象徴」
番組では、島田さんの静かな日常と、島田さんの人柄に惹かれ陰ながらサポートする仲間たちとの交流を描きます。

各局の放送予定

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