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空に舞った花びら~B29元搭乗員 宮崎慰霊の記録~

2018年第17回
制作:MRT宮崎放送
ディレクター:二木真吾

今から73年前、九州南部の都市、宮崎も戦場だった。米軍爆撃機や戦闘機の空襲に怯える日々が続いていた昭和20年4月28日。B29・サルボサリー号が宮崎市上空で、旧日本軍の高射砲により撃墜され、米軍搭乗員12人中、11人が犠牲になった。
こうした中、去年5月。宮崎の戦争史を調査、研究している稲田 哲也氏のもとに撃墜されたB29搭乗員の遺族から連絡が入った。
「父親が宮崎上空で撃墜されて戦死している。何か知らないか?」
そして、稲田氏とアメリカの遺族との間で情報のやりとりを続けていたある日、唯一の生き残りが、現在も生存していたことがアメリカの遺族の調査で判明した。
その唯一の生存者は、遺族らと共に、今年4月28日に宮崎市で行われた日米合同慰霊祭に出席した。
死線をくぐり抜けたアメリカ兵から見た戦争という悲劇。そして、かつての仲間たちへの思い…。 唯一の生存者の目に映るものとは何だったのだろうか。

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