SDGs 環境を考慮”持続可能”ファッションとは 福岡

<リード>

6月はRKB70周年を記念した「カラフルマンス」として、SDGs=持続可能な開発目標への様々な取り組みを紹介しています。

今回は12番「つくる責任 つかう責任」です。

製造にかかるエネルギー使用量や使用期間の短さなどから、環境への負荷が大きいとされてきたファッション産業。

今、衣服の生産から着用・廃棄に至るまで、環境を考慮したサスティナブル=持続可能な取り組みが進められています。

<VTR>

記者リポート「こちらの店では、処分されるはずだった新品の服が売られています」

福岡県久留米市にある衣料品店「Colors」。

店に並んでいるのは、廃棄される予定だった新品の服やバッグです。

この店を運営する会社は、これまでメーカー側が未使用のまま処分してきた服などを買い取り、低価格で販売しています。

インタビュー

環境省によりますと、国内の服の供給数は増加傾向にある一方、1着あたりの値段は年々安くなっていて、1人が1年間に買う服の数の平均は、18着にのぼっています。

同じく1人が1年間に手放す服の数の平均は12着で、手放された服の7割近くはごみとして廃棄されています。

その量は、年間約48万トンです。

ファッション業界では、「大量生産」、「大量消費」、そして「大量廃棄」が問題となっているのです。

このような状況の中、「Colors」を運営する会社は、衣料品の「循環」を進める役割を担うことを目指しています。

インタビュー

サスティナブルファッションは、服だけにとどまりません。

福岡市中央区の靴下店「How’sThat」。

職人の手で1枚1枚丁寧に作られた、こだわりの靴下が並ぶこの店では、通常2枚1組で売られている靴下を、1枚から購入することができます。

また靴下の生産過程では、どうしても大量の糸が余ってしまいます。

糸を廃棄するのではなく数種類を組み合わせて、差し色として再利用した色鮮やかな靴下も人気です。

取り組みはほかにも・・・

インタビュー

靴下の生産量・日本一の奈良県広陵町で育った店主の綾部さん夫妻は、店内に靴下の編み機のレプリカや、編まれたままの状態の靴下を展示。

職人の手によって、どのような工程で靴下ができるのか、訪れた客に説明することにしています。

作り手の思いや生産過程を理解した上で、「靴下を大切にしてほしい」という思いがあるからです。

インタビュー

私たちの生活に欠かせない服や靴下などの衣料品。

そのひとつひとつに、どれたけの労力がかけられたのか、作る時と捨てられる時にどれだけ自然に影響を与えるのか、一度立ち止まって考えてみてはいかがしょうか?

SHARE
  • Twitter
  • Facebook
  • LINE