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“姉妹の絆”で5連覇へ—中村学園女子剣道部—

暮らし
2021年第18回
制作:RKB毎日放送
ディレクター:宮里 文人

福岡市の中村学園女子高校・剣道部、合い言葉は「姉妹の絆」だ。部員全員が寮生活を送り、姉妹のような関係を築く。
剣道団体史上初の5連覇を目指した去年のインターハイ、集大成となる舞台は新型コロナの影響で中止となった。夢を奪われ目標を失った3年生たち。それでも、「部員同士の絆は日本一だった」と言い切れるように、インターハイが予定されていた8月までオンラインも活用して、稽古に取り組んだ。
そして1年後、新たなチームは、先輩たちが果たせなかったインターハイ5連覇へ向け、大会が開催されることへの感謝を胸に日々の稽古に励んでいた。代々、キャプテンが大将を務め、大黒柱となるのが伝統。しかし、今年のキャプテン・松永樹音さんは、インターハイにつながる地区大会を前に左手を痛めてしまう。
中村学園女子剣道部に、個人で突出した選手はいない。一人ひとりの力よりもチーム全体の“姉妹の絆”で挑む2年越しの団体戦5連覇への日々を追った。

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