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紅型をより身近なファッションへ!~沖縄からアジアを目指せ!!~

沖縄の伝統工芸「紅型」は、琉球王朝時代から伝わる染物で当時は王族や士族を中心に着用されていた。

亜熱帯の強い日差しにも映える様々な色に、中国や日本との交易を通して生みだされた大胆かつ繊細な模様。まさに紅型は琉球独自の染めの世界。そんな古来の「紅型」をベースに新しい染めの世界でフォーマルからカジュアルまで幅広いファッション展開をしているのが那覇市にある「ヨーカン」。ファッションデザイナー・山内カンナさん(39)と、夫で染めとテキスタイルデザインを担当する田仲洋さん(43)夫婦が2000年にスタートさせたブランドだ。

“沖縄が誇れる染色(紅型)をもっと身近に”そんな思いで作られた「ヨーカン」の服は色鮮やかな生地にモチーフの染めがさらにインパクトを与える。進化する染めの世界を作ったのは元々店舗デザインの世界にいた田仲さんのアイデア「エアー型染め」。紅型の型紙を使い、染料をエアーブラシで噴きつけ奥行きや立体感を出す独自のスタイル染めを確立したのだ。

今や全国に提携ショップを持ち、香港を中心にアジア進出も視野に入れる「ヨーカン」。田仲さんの染めに山内さんのデザイン、そしてもうひとつ「ヨーカン」の魅力を最大限に生かすあるものとは!?

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