PageTopButton

【地域医療の危機】福岡県"単独"で「集団接種会場」設置へ その3


福岡県は、新型コロナワクチンの高齢者への接種を、国の目標である7月末までに完了させるため、単独で集団接種会場を設置する検討を始めました。

福岡県は福岡市とともに12日、ワクチン接種を進めるために国直轄の大規模接種センターを、福岡市内に設置するよう政府に要望しました。

しかし、国は医療従事者の確保が難しいとして、「設置は困難」と回答。

ただ、県や市が設置する場合は、必要量のワクチンを供給すると説明されたということです。

高齢者のワクチン接種については、県内60市町村のうち8つの自治体が、国の目標である7月末までに終わらないと回答していて、県は単独で接種会場の設置の検討を始めました。

地域の要望に応じて複数か所に設置する方針ですが、当初、想定していた福岡市のペイペイドームや、中央ふ頭クルーズセンターは考えていないということです。

具体的な時期や場所について、検討を進めています。

この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう

地域医療の危機