韓国の注目観光地・パープル島編!RKB海外戦略特派員の現地レポート

韓国の注目観光地・パープル島編!RKB海外戦略特派員の現地レポート

こんにちは皆さん。韓国担当の安部敏恵です。
今回は、「島全体が紫で、見たことない光景」 をご紹介しますよ。

橋、公衆電話、民家の屋根、ゴミ箱、カフェの椅子、食堂のごはん、食器、
シャトルバス、バス停、街灯どこまでもパープルで彩られた島・・・それが
「パープル島」です!

韓国南西部、新安郡にある小さな島。
ソウルから新幹線KTXとバス、タクシーを乗り継いでも約5時間かかる、島の先の
島の先の、その奥にある島で、韓国の方でも親族がいないと訪れることがなかった
というこの島が、いま、世界から注目を集めているんです。
アメリカやイギリスのマスコミが取り上げたことで、韓国国内でも注目を集め、
アメリカ航空宇宙局NASAまでも「魅力的な島が韓国にある」と紹介するほど。

このパープル島は、2015年に全羅南道と新安郡が「行きたい島」整備事業に指定
して、この島で昔から紫色の花を咲かせるキキョウをヒントに”島全体を紫にしよう!”
という町おこしプロジェクトで紫色に生まれ変わりました。

人口は二つの島を合わせても130人程度。島の住民のほとんどが、高齢者です。
ところが、新安郡によると、韓国観光100選に選ばれたことも追い風になり、
コロナ禍でも、休日には2,000人を超える観光客がパープル島を訪れるということ。
パープルに彩られたこの島は、入場料3,000ウォン(約300円)が必要ですが
紫色を身につけていれば無料なので、訪れる観光客は殆どが紫色を着ていて、
パープル島がより紫に輝くのです。
私が訪れた時も、多くの人が紫の服を着て、紫の橋をバックに写真を撮っていました。

この独創的でおもしろい韓国の町おこし事業には、住民の協力が欠かせません。
紫色の服にマスク姿で食堂を営む「バンウォル島マウル食堂」チャン•ジョンゴン代表
に話を聞くと、「2年前から食堂を紫にしました。最初にこの町おこしの話があった
ときに、殆どの住民が賛成したことで実現できました。今は島が生き生きしています。
この格好も恥ずかしいなと思ったのは最初だけ、いまはなんとも思いません。」と語ってくれました。

食堂の定食ももちろん紫にちなんだもの。
紫の食器には島で採れた新鮮な海の幸、大地の恵みが詰まっています。
紫色のごはんは、菊と乾燥したビーツ、薬草などで色付けしていて、ほんのり甘く、花の香りがして絶品でしたよ。

このおもしろい町おこし事業によって、国内だけでなく海外観光客からも、さらには
街の活性化に取り組む国内の自治体関係者からも、いまこのパープル島に熱い視線が注がれています。

パープル島は新型コロナウィルス収束後、さらにさらに盛り上がること間違いなしです。

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