本イベントは終了しました
北九州市戸畑区にある北九州市立美術館で行われている特別展「奇想の浮世絵師 歌川国芳~魅惑のスペクタクル~」の特集です。リポーター平島沙帆の絵になぞらえたセリフの朗読や、学芸員の河村朱音さんの解説など、すでに観に行った方もまだの方も楽しんでご覧いただけます。川国芳(一七九七‐一八六一)は、幕末期に活躍した浮世絵師です。 北斎や広重に代表される数多くの浮世絵師のなかでも、斬新な構図と機知に富んだ発想力はひときわ異彩を放ち、「奇想の絵師」として知られています。国芳が活躍した時代は、天保の改革による綱紀粛正から庶民の生活に多くの制約が課せられ、錦絵もたびたび発売禁止や絶版となっていました。
芳は、規制をくぐり抜けるようにさまざまな画題に取り組み、痛快でエネルギーに溢れる作品を次々と提供し、人々の注目と共感を得ました。その国芳の飽くなき好奇心と近代的感覚による魅力的な演出の数々は、今でも私たちの目を楽しませてくれます。
展では、国芳の出世作である「水滸伝」シリーズをはじめ、三枚続きの大胆な構図による妖怪退治や歴史画、身近な動物を擬人化して世相を風刺した戯画のほか、役者絵、美人画、洋風の風景画、貴重な肉筆画など約150点を通して、さまざまな新機軸を打ち出した国芳の魅力をご紹介します。

日 時 | 2021年1月5日(火)~2月28日(日)
:30~17:30(入館は17:00まで) 月曜日は休館、但し月曜日が祝日・振替休日の場合は開館し、翌日火曜日が休館。 |
---|---|
会 場 | 北九州市立美術館本館
804-0024 北九州市戸畑区西鞘ヶ谷町21番1号 |
電話番号 | 093-882-7777 |
主 催 | 歌川国芳展実行委員会(北九州市立美術館、毎日新聞社、RKB毎日放送) |
後 援 | 九州旅客鉄道株式会社、西日本鉄道株式会社、北九州モノレール、筑豊電気鉄道株式会社、株式会社スターフライヤー、北九州市、北九州市教育委員会、東アジア文化都市2020北九州実行委員会 |
監 修 | 中右 瑛(国際浮世絵学会常任理事) |
企画協力 | 株式会社アートワン |

本当に良いもの」を「本当に素敵なもの」を紹介していく番組です。スタジオを天神に構え、人やモノ、企業や団体と交わりながら、選りすぐりのコンテンツを紹介していく生放送です。福岡はソコトラ島のような独自の生態系を持つ面白さであふれている!
この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう