SDGs 「やっかい者」で循環型農業~学生が栽培から加工まで 福岡

<リード>
JNNは、今週を「地球を笑顔にするweek」とし、SDGsの取り組みをご紹介します。
福岡市の学生たちが、育てた野菜を加工し販売する取り組みを続けています。
野菜作りに使われる堆肥は、地元の“やっかい者”です。

<VTR>
収穫の時期を迎えた野菜。
育てたのは、九州産業大学の学生たちです。
持続可能な経済活動を通して、社会問題の解決に取り組む「ソーシャルビジネス」の授業の一環で、現在メンバーは21人です。

●インタビュー

この日、収穫したのは青トウガラシ。
地元の「やっかい者」を使うことで、ミネラル豊富で味が濃い野菜が育つそうです。
その「やっかい者」というのは・・・

●インタビュー

博多湾の和白干潟に、大量発生している海藻「アオサ」です。
福岡市によりますと、近年は減少傾向にあるものの、生活排水による環境の悪化で20年ほど前から大量発生、異臭や生態系を壊す原因になっています。

そこで学生たちはアオサを活用しようと、地元のNPOの指導を受けながら堆肥を作っているのです。
アオサに米ぬかと雑草を混ぜ込んで、状態を見ながら半年ほど寝かせます。
増えたアオサを土に戻して野菜を育てる、環境に優しい循環型農業です。

●インタビュー

学生たちは育てた野菜で加工品を作り、ショッピングセンターなどで販売してきました。
これまでに手がけた商品は、タマネギドレッシングやピーナッツバターなど4種類です。
今回、収穫した青トウガラシは、無農薬のユズとあわせてユズゴショウに。
6年前から毎年作っている商品で、保存料などの添加物を使っていない上、塩加減がちょうどいいと人気です。

●インタビュー

博多湾の「やっかい者」を通して、循環型農業を実践する学生たち。
できあがったユズゴショウは、大学や地元の生活用品店で販売する予定です。

SHARE
  • Twitter
  • Facebook
  • LINE